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「チケット代のバブル」ファンがはじけた

「チケット代のバブル」ファンがはじけた

Posted January. 24, 2008 08:52,   

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ファンの力は大きかった。

四大陸フィギュア・スケーティング選手権大会(2月13〜17日・京畿道高揚オウリムヌリ氷上競技場)の入場券が、最初よりずっと低い価格に調整された。

同大会は、「フィギュアのニンフ」金妍兒(キム・ヨナ、18、軍浦スリ高)をはじめ、ライバルの浅田真央(18・日本)、安藤美姫(21・日本)など世界的選手たちが出場する予定で、韓国のフィギュア・ファンから大きな期待を集めている。

23日、チケット販売サイト(www.ticketlink.co.kr)に公開された入場券価格は、男女シングル競技が3万ウォン(ロイヤル席)、2万ウォン(A席)、1万ウォン(B席)。最後の日の種目別優勝者たちが繰り広げるガーラ(GALA)ショーはそれぞれ4万ウォン、3万ウォン、1万ウォンに決まった。午後と夕方の競技を両方とも見られるデイリー・チケットは、エコノミークラス合計金額から20%が割引される。

これは今月初めに公開されたスーパー・ロイヤル席10万ウォン、ロイヤル席7万ウォン、A席5万ウォン、B席3万ウォンより、半分以上下がった価格。

同大会の入場券引き下げ決定は、フィギュア・ファンの組織的かつ持続的な要求があったからこそ可能だった。

ファンたちは、チケット代が公開された今月初めから、各ポータル・サイトに書き込みをし、大会を開催する高陽市(コヤンシ)と韓国氷上競技連盟にeメールを送った。

特にファンたちは、海外の事例を通じた客観的な根拠を持って世論作りに乗り出した。海外で開かれた四大陸大会(ゴールド席30ドル=約2万9000ウォン、シルバー席20ドル=約1万9000ウォン)とその他の大会のチケット代を比べながら、値下げを主張した。日本のある旅行会社が販売した四大陸大会パッケージ旅行商品の価格も根拠として出した。

氷上連盟の関係者は、「チケット代が公開された後、ファンの持続的な要求に、高陽市とともに主管社であるSBSに価格を調整するよう勧めた」と言った。SBS側は、「今月初めに出たチケット代は複数の企画案の中の一つだった。できるだけ多くのフィギュア・ファンが観覧できるように、合理的な線で価格を決定した」と説明した。

ファンたちは調整された価格に歓迎の意を表し、熱烈に呼応している。販売が始まった23日午前11時から、販売サイトのホームページがしばらくダウンし、4時間でほとんどすべてのチケットが売り切れた。フィギュア・ファンは、これにとどまらず、フィギュア専用競技場の建立と氷上連盟の改革などフィギュア発展のために持続的な運動を繰り広げる計画だという。



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