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三星特検、1兆ウォン台の借名資金を把握

三星特検、1兆ウォン台の借名資金を把握

Posted January. 25, 2008 08:15,   

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三星(サムスン)グループの裏金疑惑を捜査している趙俊雄(チョ・ジュヌン)特別検察官チームが、三星証券をはじめ金融機関に開設された三星の前・現職の役員名義の借名の証券口座などから計1兆ウォン規模の資金の存在を把握したことが、24日までに明らかになった。

特別検察官チーム(特検)によると、この金額は口座からの出入金で、重複計算された金額は除かれたものだという。

このため特検は、口座の名義者である前・現職の役員らを呼んで、これらの名義で開設された口座に振り込まれたシードマネーの出所と本人が直接口座を運用したかを調べている。また、三星証券の社員など系列会社の社員4、5人も参考人として呼び、借名口座や裏金の管理した疑惑について事情聴取した。。

これに先立ち、検察の特別捜査・監察本部は昨年12末に解体するまでに、計7000億ウォン規模の借名資金を確認しており、関連の捜査内容を特検に提供している。

特検はまた、京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)のエバーランドの美術品倉庫に保管されている数千点の美術品と骨董品のうち、裏金で購入したという疑惑が提起された作品があるか確認していると明らかにした。

金勇𨩱(キム・ヨンチョル)弁護士は昨年11月、「三星一家の関係者がソミギャラリーを通じて2002〜2003年に米クリスティーオークションで高価の美術品30点を購入した」と主張し、有名な現代美術家らが描いた30点の高価美術品のリストを公開した。

尹晶石(ユン・ジョンソク)特検補は同日の記者懇談会で「金弁護士が提出したリストの美術品と(エバーランド美術品倉庫の家宅捜索の際に)撮影してきた美術品が一致するか確認している」と明らかにした。

尹特検補はまた、「例えば(「幸せな涙」の作家である)リヒテンシュタインの作品だからといってすべて裏金で購入したと断定することは難しい」とし、「題目は同じだが実際には他の作品である可能性もあり、確認を進めている」と付け加えた。

特検は、「裏金で購入した」という疑惑が持たれている美術品を中心に購入代金の出所と購入の経緯などを調べる方針だ。

このため、特検はソミギャラリーのホン・ソンウォン代表(55・女性)に対し出席要請書を送った。



dnsp@donga.com verso@donga.com