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三星特検、三星火災と電算センターを家宅捜索

三星特検、三星火災と電算センターを家宅捜索

Posted January. 26, 2008 07:04,   

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三星グループの裏金疑惑を捜査中の趙俊雄(チョ・ジュンウン)特別検察官(特検)チームは25日、ソウル中区乙支路(チュング・ウルジロ)の三星(サムスン)火災本社と電算センター2ヵ所に、家宅捜索を行った。

特検設置後、4度目となるこの日の家宅捜索は、午前3時半から社長室のある本社22階と江北区水炎里(カンブクグ・スユリ)の三星火災社屋の電算センター、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)の三星SDS・eデーターセンターの3施設で行われた。

この日の家宅捜索は、前日、「三星火災は、客に支払わなければならない保険金の一部を横領し、年15億ウォンの裏金を造成して、本社ビル22階の秘密金庫に隠している」という情報が報道されたのを受け、ぬきうちで実施された。

特検チームは、関連報道以前に類似の通報を受けており、特検設置前に解体された検察特別捜査・監察本部も三星火災への家宅捜査を検討していたことがわかった。

特検チームはまた、同日午前、「三星ファミリー関係者の海外美術品購入を代行した」という疑惑が持たれているソミギャラリー代表、ホン・ソンウォン氏(55・女)を参考人として召喚し、取り調べた。

ホン代表は、いわゆる「裏金の美術品」という疑惑が集中した90億ウォン相当の「幸福な涙」(ロイ・リキテンシュタイン作)の所在と、実際の持ち主、購入代金の出所などについて調べを受けた。

特検チームは、ホン代表が洪羅喜(ホン・ラヒ)三星「リウム」美術館長らの注文で購入した美術品に、金勇𨩱(キム・ヨンチョル)弁護士の主張する「裏金の美術品」が含まれているかどうかについても取り調べた。



verso@donga.com dnsp@donga.com