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ローンスター柳會源被告に「外換カードの株価操作」実刑判決

ローンスター柳會源被告に「外換カードの株価操作」実刑判決

Posted February. 02, 2008 08:35,   

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外換(ウェファン)銀行を買収した米国系のプライベートエクイティファンドである「ローンスター」が、外換カードの株価を操作して巨額の不当利益を上げる、「詐欺的不正取引行為」を行ったという、裁判所の判決が下された。

ソウル中央地裁刑事合意24部(李鍫春部長判事)は1日、外換カードの株価操作容疑(証券取引法違反など)で在宅起訴されたローンスターコリア代表の柳會源(ユ・フェウォン)被告(58)に懲役5年の重い実刑判決を下し、柳被告を法廷拘束した。

裁判部はまた、韓国外換銀行と同銀行の大株主「LSF−KEBホールディングスSCA」に、株価操作による不当利益の2倍を超える250億ウォンの罰金をそれぞれ言い渡した。

この2つの法人は、それぞれ取締役や代表取締役となっているローンスター副会長のエリス・ショートと法律顧問のマイケル・トムソンに、柳被告とともに株価操作を共謀した疑惑がもたれており、証券取引上の量刑規定によって起訴された。

裁判部は特に、「柳被告は1審での重刑判決で逃走の懸念があり、これまでの裁判過程でも防御権の保障を十分に受けた」とし、法廷拘束の理由を説明した。

一方、金融監督委員会は同日、「審理が進行中の、『外換銀行安価売却』事件の確定判決が出るまで、ローンスターの大株主の適格性判断や外換銀行買収の承認をすべて見合わせる」と明らかにし、ローンスターとHSBCが今年4月末までに結論を出すことになっている外換銀行買収計画への支障は避けられないもようだ。

柳被告は、ローンスターが買収した外換銀行が03年11月、外換カードとの買収合併を推進する過程で、小口株主たちの株式買収の請求権価格を下げるため、外換カードの虚偽の減資説を流布し、株価を操作した容疑で起訴された。



wing@donga.com larosa@donga.com