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「許丁茂号」、精神力と自信を取り戻した

「許丁茂号」、精神力と自信を取り戻した

Posted February. 25, 2008 03:14,   

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許丁茂(ホ・ジョンム)監督率いるサッカー韓国代表チームがサッカー2008東アジア選手権大会で優勝した。

韓国は23日、中国重慶のオリンピックセンターで行われた最終戦でヨム・ギフンのゴールで先制したが、同点ゴールを許して日本と1−1で引き分けたが、得点数差で勝って優勝した。

大会最優勝選手(MVP)に選ばれた主将、金南一(キム・ナムイル=ビッセル神戸)は、「韓国サッカーの精神力を取り戻しつつあるのが大きな成果だ」と評価した。また「韓国選手たちの技術的な面は大きな発展があったが、これまで外国人が代表監督を引き受けながら精神的な面は低下していた。許監督の就任で、韓国特有の文化と精神力を取り戻しつつある」と話した。

許監督就任後、今大会まで10人の選手を国際Aマッチにデビューさせた。金南一は「最初はぎこちない空気もあったのも事実だ。ところが許監督の指導スタイルが大きく変わっていた。かつては手厳しくて、選手たちを閉じ込めようとするところがあったが、より選手たちの立場を理解して、あんまり拘束しようとしない。そういう雰囲気のなかで、若い選手たちも自信をつけてきた」と分析した。さらに「3月26日に平壌(ピョンヤン)で開かれる2010W杯南アフリカ大会予選の南北戦ではもっと準備をして勝ちたい」と話した。

大会で一際目立ったヨム・ギフン(蔚山現代)は、「自分について体力が弱いと許監督が公式席上で公言したのを聞いてからは必死で走ろうと覚悟した」と語った。「左足の達人」という異名を持つヨムは、「まだ右足のシュートには自信がない。もっとたくさんの練習をしている」と話した。

一方、中国戦で2得点した朴主永(パク・ジュヨン=FCソウル)は、「許監督から攻撃手としての動き、とくにボールを持っているときと、そうでないときの動きについていろいろな話を聞いている」と伝えた。

スター選手に浮上したDFクァク・テフィ(全南ドラゴンズ)は、「ゴールを決めたけど、守備が不安なのは事実だ。しかし、失敗を通じて学んでいる」と言った。

韓国は、今大会に国内組の選手を中心に臨み、多様な実験で新人たちの可能性をチェックした。ヨム・ギフンと朴主永の攻撃能力、金南一の試合運営能力が引き立った。しかし守備の不安は課題として指摘された。



bluesky@donga.com