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李政権初の閣議、盧政権の閣僚借りて開催

李政権初の閣議、盧政権の閣僚借りて開催

Posted February. 29, 2008 03:13,   

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不動産投機など様々な疑惑のために新政府の長官候補者3人が辞退するなか、李明博(イ・ミョンバク)大統領は来月3日、閣議を初めて主宰するために盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の長官3人を「賃貸」することにした。法的には、閣議を構成するためには15人以上の国務委員が必要だからだ。

李東官(イ・ドングァン)大統領府報道官は28日、定例ブリーフィングで「朴明在(パク・ミョンジェ)行政自治部長官、卞在進(ピョン・ジェジン)保健福祉部長官、李圭用(イ・ギュヨン)環境部長官が事実上の任期は終えたものの、国政の空白を埋めるために国務委員の身分はそのまま維持し、来月3日の閣議に参加することにした」と語った。

韓昇洙(ハン・スンス)首相候補者に対する承認同意案が29日に国会で処理されるとしても、邊道潤(ピョン・ドユン)女性部長官候補者を含め、近いうちに内定する統一部、環境部の新たな各長官候補者に対する国会での人事聴聞会を来月3日前までは終えることができないという状況の中での苦肉の策だ。

3人の「賃貸国務委員」は、李圭用長官を除いて、内定を辞退して空席になった候補者の省庁と異なるが、長官としてではなく、いわゆる「無任所国務委員」として閣議を開くためだけに参加することとなった。

政府組職再編の交渉遅延と韓首相候補者の承認同意案の処理遅延などによって新旧政府が「同居」する風景になったのだ。

李報道官は「閣議の開催のために韓悳洙(ハン・ドクス)首相が内閣と話し合った結果、3人が自ら来月3日の閣議に出席することにした」と述べ、「国政空白を防ぐためにご協力頂くことになった朴長官たちに感謝する」と話した。

大統領府関係者の説明では、朴長官など3人については、行政考試を経た官僚出身者であり、盧武鉉前大統領特有の「コード」人脈からは比較的自由な立場であったため、閣議の充員のための人選過程で大きな悩みはなかったという。



ddr@donga.com