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シャトルコックのコリアファンタジー

Posted March. 04, 2008 03:00,   

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韓国シャトルコックがドイツオープンバドミントン選手権で金メダル5個を取った。

韓国は3日、ドイツ・ミュールハイムで開かれた男女シングルスと男女ダブルス、混合ダブルス決勝で全部勝利した。韓国が国際大会3等級以上のグランプリシリーズで全種目優勝をしたのは史上初めてだ。

伝統的に強い種目であるダブルスだけでなく、男女シングルスでひととき非運のスターと呼ばれた李ヒョンイル(金泉市役所)とチョン・ジェヨン(大教ヌンノピ)が同伴金メダルを首にかけた。

昨年、代表チーム離脱波紋を起こした世界13位の李ヒョンイルは、世界31位の佐々木翔(日本)を32分ぶりに2−0(22−20、21−5)で制した。

李ヒョンイルは1月のコリアオープン決勝で、世界最強のリン・ダン(中国)に2−1で逆転勝ちをおさめたのに続いて、2連続トップにあがった。年初までは世界28位にとどまり、8月の北京五輪出場が不透明だったが、わずか2カ月あまりでトップ10入りを目前にしている。

チョン・ジェヨンは、「第2のバン・スヒョン」と呼ばれながら注目を受けたが、05年スイスオープンで、左膝の十字靭帯が破裂し、2年間苦しみ、世界ランキングが200位外に墜落したこともある。

しかし、昨年から、国際大会で着実に成績を出し、ランキングを11位まで引上げたチョン・ジェヨンは決勝で、世界38位の中国選手を2−0(25−23、21−10)で破った。

李ヒョジョン(三星電気)はチーム後輩の李ヨンデとパートナーになった混合ダブルスに続いて、李ギョンウォンと呼吸を合わせた女子ダブルスでも頂上に上がり2冠になった。

韓国選手同士で対決した男子ダブルス決勝では、李ジェジン(密陽市役所)−ファン・ジマン(江南区役所)組が、チョン・ジェソン‐李ヨンデ(三星電気)組を2−1(21−13、21−19)で破った。

金ジュンス代表チーム監督は、「北京五輪を控え、自信を育てたのが収獲だ。男女シングルスの着実な上昇と、最近沈滞に陷った男女ダブルスの優勝に意味があると思う」と言った。代表チームは今週、全英オープンスーパーシリーズに出場する。



kjs0123@donga.com