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KAIST教授、6ヵ月間で25人が退職へ

KAIST教授、6ヵ月間で25人が退職へ

Posted March. 04, 2008 03:00,   

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KAIST(韓国科学技術院)が先月末、テニュア(tenure=終身在職権)教授審査において、資格申請を行っていた教授の約32%(5人)を不合格にしていたことがわかった。

また、テニュア審査とは別に実施された教授再契約審査でも、対象となった教授の24%(6人)が契約更新されないこととなった。

これで、06年7月に就任した徐南杓(ソ・ナムピョ)総長が教授の研究実績評価を強化して以来、全体の教授446人のうち、5.8%にあたる26人がこの6ヵ月の間に退職に追い込まれることとなった。

KAISTは、昨年8月のテニュア審査で教授15人を不合格とし、大学社会に衝撃を与えた。ポステック(浦項工科大学)でも、先月末に再任用対象教授7人のうち1人が不合格となった。

KAISTによれば、先月末に実施したテニュア審査において、資格申請を行った教授16人のうち、5人が通過できなかったという。

特別なケースでないかぎり、テニュア審査の機会は一度のみであるとされ、昨年8月に合格できなかった15人を含め、計20人が退職させられるものとみられる。

KAISTの関係者は、「前回のテニュア審査を申請した教授の多くが不合格となり、今回は申請した教授自体が半分以上に減っている。今回パスした教授たちは、それぞれまさに専攻分野で卓越した学問的成果を出していたケースだ」と語った。

KAISTはさらに、再契約審査では25人のうち、6人を不合格とした。今回再契約できなかった教授6人(教授3人、副教授2人、准教授1人)は1年後には学校を去ることを余儀なくされる。

再契約になった教授19人のうち、2人も本来の契約期間より1年少ない2年のみの延長が許可された。学校関係者は「その間に研究実績を出せなければ、再任用しない可能性もある」という警告の意味があると説明した。

KAISTは昨年、教授再契約期間を5年から3年に減らしている。同大学の関係者は「研究実績評価の強化で、一部の教授はテニュア審査への申請を躊躇していたり、まだ再契約期間が残っているにもかかわらず、学校を去ることを決めたと聞いた」と話している。



mhjee@donga.com