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昨日は敵…今日は「同志」 バスケ女子代表が初招集

昨日は敵…今日は「同志」 バスケ女子代表が初招集

Posted March. 05, 2008 07:17,   

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会議室の中はにぎやかだった。「ハハハ」と、笑い声が絶えなかった。昨日は敵だったが、今日は同志となった選手たち。女子プロバスケットボールの看板スター12人が4日、ソウル市松坡区五輪洞(ソンパグ・オリュンドン)の大韓バスケットボール協会の会議室に集まった。08北京五輪のバスケットボール女子代表の初招集があったからだ。

同日、チョン・ドクファ代表監督(三星生命)、コーチのチョ・ソンウォン氏(国民銀行)とチョン・ソンミン(新韓銀行)など代表メンバー12人が、「北京五輪国家代表チーム」との名のもとに初めて一堂に会した。しばらくは緊張した空気も流れていたが、選手たちは一つのチームになったことに対する嬉しさの方がより大きいようだった。

初めての顔合わせであったため、ユニホームと運動靴についての意見を集約するのもこの日の重要な議題だった。

一番先輩であるチョン・ソンミンは得意のジョークを飛ばした。「どうせなら運動靴は良いものにしてください。『エアジョーダン23』にしてもらって、カラーはホワイトでお願いします」。昨年のアジアバスケットボール選手権大会(ABC)で運動靴が気に入らなかった選手たちは、「賛成」と言いながら相槌を打った。

202cmの河恩珠(ハ・ウンジュ=新韓銀行)はユニフォームのサイズが悩み。「前回は服が小さくて着られませんでした」。すると今度はどこからか「弟(河昇鎮)のを着ればいいじゃない」と冗談が飛んでくる。

正規リーグが終わったばかりで、一部の選手はプレーオフを控えており、代表に招集されることは負担にもなるが、冗談を交わしながら互いを励ましあった。

チョン監督は、「スピードとパワーでは世界レベルに比べれて差があることは事実だ。守備に勝負をかける。まずはベスト8入りを目標にしてスタートを切る」と語った。監督は最近、代表引退の意向を表明したチョン・ジュウォン(新韓銀行)の代わりに、金ヨンオク(国民銀行)を選抜した。

3回目の五輪出場になチョン・ソンミンは、「歴代代表チームと比べても、まったく劣らないと思う。良い成績を出したい」と意気込み語った。李ミソン(三星生命)は、「私が代表チームのなかで、いつのまにか先輩になっていて驚いた。後輩たちと一緒に最善を尽くす」と語った。

代表チームは一旦解散した後、4月19日に中国北京で開かれる6ヵ国親善大会である「グッドラック大会」に向けて調整を行うため、同7日から練習に入る。



hic@donga.com