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起亜の新車「モハビ」、米市場に3万ドルで進出

起亜の新車「モハビ」、米市場に3万ドルで進出

Posted March. 07, 2008 03:08,   

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起亜(キア)自動車が大型スポーツ・ユーティリティー車(SUV)の「モハビ」の米国輸出基本価格を3万ドル(約2850万ウォン)台に設定した。

現代(ヒョンデ)・起亜自動車が米国市場に販売する自動車の基本価格を3万ドル以上としたのは今回が初めてのこと。

起亜自動車の李ヒョングン(副社長)海外営業本部長は6日、ソウル瑞草区良才洞(ソチョグ・ヤンジェドン)社屋で開かれた「米国の優秀ディーラー招請行事」で、東亜(トンア)日報のインタビューに応じ「『ボレゴ』(モハビの米国販売名)の輸出基本価格を3万ドル台に内定した。7月から現地販売を始める」と語った。

これまで米国市場での起亜自動車の最高基本価格はアマンティ(オピロス)の2万6195ドルであり、現代・起亜自動車全体で最高値だったベラクルズも2万6900ドルだった。

現代自動車も今年下半期(7〜12月)に米国市場で販売する予定のジェネシス4.6Lモデルの基本価格を4万ドル台にすることを検討していることから、今年が韓国産自動車の輸出単価上昇のターニングポイントになるものとみられる。

ビル・ベイシ起亜自動車ディーラーは「起亜自動車を3万ドルで販売することは容易ではないが、ほぼ同様の価格の日産のムラーノ、ホンダのパイロットより製品競争力が優れており、十分に勝負できるものと思っている」と話した。

昨年、現代自動車の全体平均輸出単価は1万4000ドル、起亜自動車は1万2700ドルに過ぎなかったが、モハビとジェネシスなど高級車の販売の成否によっては、数年内に2万ドル台まで単価をアップさせることができるものと期待されている。

そうなれば現在5%台である営業利益率も、トヨタの水準である8%に近付けることができるだろうと会社側はみている。



cij1999@donga.com