8日後に迫った08ソウル国際マラソン兼第79回東亜(トンア)マラソン大会。この時期になると、初心者のマスターズマラソンランナーたちは胸が騒ぐ。しかし、無理をするとレースが台無しになる。余裕を持ってコンディションを上げるのが重要だ。
●最後の20km
今週末、最後の長距離トレーニングをする。20kmを走るのが不可能なら、90〜100分間ゆっくり走ったらよい。当日のレースのためには、その後、無理せずに充分に休息を取るのがいい。
●食事療法
7日前からは食事療法に入る。食事療法は、走る時のエネルギー源である炭水化物をたくさん取るための方法。「3・3食事法」をすればよい。エリート選手たちは最初の3日間は蛋白質(肉+水)だけを、残り3日は炭水化物(ご飯+ヌードル)だけを食べる。しかし、マスターズは最初の3日間は炭水化物を減らし、蛋白質を中心とした食事をし、あと3日間は炭水化物の比重を高める食事をすることで十分だ。
月曜日には休息。水曜日には12kmを競技当日のペースで走るが、最後の4kmを速く走って、筋肉中のエネルギー源であるグリコーゲンを完全に消耗する。人間の身体は足りなければもっとたくさん摂ろうとするので、炭水化物の摂取に役に立つ。
●仕上げ
初心者は木曜日には60分、金曜日には50分、土曜日には40分などと時間を減らしながら軽くジョギングする。3日前には8kmを走り、2日前には完全に休んだ後、大会前日、5kmを普段フルコースを走る時のペースで走る方法もある。大会前日のトレーニングの最後には、400mと200mなど短い距離を全力で走るのも役に立つ。大会間際には水を頻繁に飲んだ方がいい。体内に溜まった老廃物を排出し、レース当日の水分摂取にも役に立つ。酒は絶対禁物だ。
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