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三星特検、きょう李健熙会長を再度事情聴取

三星特検、きょう李健熙会長を再度事情聴取

Posted April. 11, 2008 03:06,   

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三星(サムスン)グループの裏資金疑惑を捜査中の趙俊雄(チョ・ジュンウン)特別検察官(特検)チームは10日、李健熙(イ・ゴンヒ)三星グループ会長を被疑者として呼び、11日午後2時から2度目の事情聴取を行うと明らかにした。

尹晶石(ユン・ジョンソク)特検補は同日開かれた記者懇談会で、「借名口座や裏資金疑惑と関連して、前回の調査で足りなかった部分や、記録の検討過程で必要な事項などの詰めの捜査のため、追加で(李会長を)取り調べる」と話した。

李会長は4日、特検チームに呼び出され、△裏資金や借名口座の造成、△経営権の不法な引継ぎ、△政界や官界へのロビー疑惑など、事件の全般に渡って11時間取り調べを受けた。

特検チームは李会長に再度出頭要請を出し、借名口座1300個余りを管理して手にした差額利益に対する譲渡所得税逃れの容疑や、三星の元・現職の役員名義の三星生命の16.2%の株式が先代の李秉迵(イ・ビョンチョル)元会長から引き継がれた相続財産だという主張などについて、集中的に調査するものと見られる。

特検チームはまた、「エバーランド転換社債(CB)の低価格での発行事件」など、経営権の不法引継ぎ疑惑について、李会長が経営権の不法引継ぎの過程で、グループの戦略企画室(旧構造調整本部)の主要役員らから事前に報告を受けたかどうかや、直接指示を行ったかなどについても、追加で調査を行う予定だ。

一方、特検チームは同日、借名口座や裏資金関連の捜査のため、ソウル中区太平路(チュング・テピョンロ)の三星グループ本館内の三星電子について、家宅捜索を行った。

特検チームの関係者は、「三星電子の秘密文書の確保のため、午前10時半ごろ、2、3人の捜査官を三星本館に送り、倉庫やコンピューターセンターの家宅捜索を行った」と明らかにした。

今回の家宅捜索は裏資金や借名口座疑惑と関連した資料の確保のためのものであり、借名口座に会社の資金が流れた痕跡があるかどうかについての確認を行う一方、特定口座を中心に、疑わしい資金の入出金の経緯を調べるためのものだという。

特検チームはまた、金融監督院に依頼した借名口座700についての検査結果もすべて受け取り、借名口座に入出金された金の流れを分析している。



dnsp@donga.com verso@donga.com