柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官は14日、「シンガポールでの米朝会談では、双方に相当の意見の歩み寄りが見られたことは事実であり、北朝鮮の核問題に関する6者協議は5月下旬頃には開かれなければならない」と話した。
柳長官は同日、国内外の記者との会見で「米国が国内的な措置を取っているため、6者協議の議長国である中国が韓国、米国、日本、ロシアなどの参加国と6者協議の日程について協議していく」とし、「今は準備段階だと考えてもいい」と話した。
これは、8日に行われたシンガポールでの米朝会談の結果をめぐって異なる意見が交錯する中、柳長官が現在北朝鮮の核をめぐる状況が峠を越え、次の段階に入ったことを明らかにしたものとして注目される。
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