5つのホールでなんと6打もスコアを減らした。このようなことは、長いツアー生活の中であらゆる経験を積み重ねた彼にしても初経験だったので、ラウンドを終えは満足げな笑みを浮かべていた。「タンク」こと崔京周(チェ・ギョンジュ=ナイキゴルフ)が一気にスコアを伸ばして、首位タイに躍り出た。
18日、仁川(インチョン)スカイ72GC(パー72)で行われた韓国プロゴルフSKテレコムオープン2日目。前日は1打しかスコアを減らすことができず、19位タイに止まっていた崔京周は、1日でグリーンにすっかり馴れたらしく、1イーグル、7バーディー、1ボギーで8アンダー、64をマークした。通算9アンダーの135で、一気にキム・ヒョンソン(三和貯蓄銀行)選手と首位タイに並んだ。
2、3番ホールの連続バーディーに続き、4番ホールではファンタスティックなイーグルを奪った後、再び5、6番ホールで連続バーディーを取ったのがハイライトだった。
崔京周は、「4番ホールのイーグルが一番良かった。転換点になった。5ホール連続してバーディーかイーグルを奪ったのは初めてだ」と喜んだ。
下り坂で右側のドッグレッグホールである4番ホール(596ヤード)で崔京周は、ドライバーティーショットを320ヤードも飛ばした後、242ヤードを残して5番ウッドで果敢にグリーンを攻めた。
グリーンの右側がウォータハザードマップに囲まれていて、風が吹き出し、あまり好条件ではなかったが、フェードをかけたセカンドショットは、軽々とピンの4メートルのところに安着し、勢いに乗ってイーグルパットを成功させた。
9番ホール(パー5)で2番目のショットを池に落とし、ボギーを叩いたのが「玉にきず」だった。
「2ラウンドの前に、3〜4メートルのパットを集中的に練習したのが功を奏した」と話す崔京周は、「3、4ラウンドに備え、1〜2メートルの短いパットと10〜15メートルのロングパッティングに磨きをかける」と述べた。
初日、単独首位と好スタートを切ったキム・ヒョンソンは、強風が吹き出した午後の組で、3打しかスコアを縮められず、崔京周に首位タイの機会を許した。
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