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中高生向け既出試験サイト、雨後の竹の子

中高生向け既出試験サイト、雨後の竹の子

Posted April. 21, 2008 04:47,   

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今週から、中高校の中間試験が始まる予定だが、インターネット上では各学校の既出問題や学校別予想問題を販売する、いわゆる「過去問」サイトが大盛況だ。

これらサイトで販売する過去問利用権の価格は、中高校生の場合、1、2週の中間試験用は2万〜3万ウォン、1年は20万〜30万ウォン程度。一部サイトは、1年に10万〜15万ウォンの価格で小学生会員まで募集している。

Aサイトは、「首都圏の中高校1600校以上の試験情報を保有している」と宣伝しており、特定高校を引き合いに出して、「国語試験は授業の時配った印刷物と副教材から2〜6問題が出る」という風に、科目別出題傾向まで案内している。

しかし、大半の過去問サイトが、利用権を買う前には過去問内容を具体的に確認することができず、広告だけを信じて購入した場合、志望校の試験資料がないか充実していなくて、失望する人も少なくない。

金某君(17・ソウル陽川区木洞)は、「内申書のため、高いお金を出して過去問サイトに有料で加入したが、情報が充実してなく、試験に役に立たなかったこともある」と話した。

このような中、ソウル地域の中高校の周辺では、中間試験を控え、「昨年度の試験問題紙を購入する」と言う内容のチラシが出回っている。

ソウル中区貞洞(チュング・チョンドン)C女子中近くの並木に貼ってあるチラシには、「昨年度Y女子中の中間試験の問題を1万5000ウォンで購入する」と言う内容とともに、携帯電話番号が書かれていた。

だが、一方では、このように既に公開された試験問題でも、営利目的で販売する場合は著作権を侵害することだという主張が提起されている。

韓国教員団体総連合会は、学校の試験問題の著作権は出題教師や学校にあるとして、塾や営利業者がこれを無断で使うことを取り締まるよう、教育部に要求している。

ソウル市教育庁は、「既出問題の商業的取引きをいちいち取り締まるのは難しい。過去問サイトや塾などの著作権侵害に対する対策を早期に設ける」と語った。



passion@donga.com