水原(スウォン)地検公安部(尹雄傑部長)は、第18代国会議員総選挙で創造韓国党の比例代表2番で当選した李漢正(イ・ハンジョン)氏(57=収監中)が党に貸したと主張した5億9000万ウォンに対する借用証を検察捜査着手後、4月中頃に作成したという関係者の陳述を30日に確認した。
李氏は最近、検察の調べに対し「比例代表の公認が確定した3月26日前後に、党に5億9000万ウォンを振り込み、借用証は検察捜査着手後の4月中頃に作成した」と供述したという。
検察は、李氏と創造韓国党が借用証を作成時が検察捜査着手後という点で、李氏が党に渡した巨額の資金を公認の見返りと判断している。
また、検察は早いうちに文国現(ムン・グクヒョン)党代表を呼んで李氏を比例代表当選圏の順位に公認することに介入したかを調べる方針だ。
一方、ソウル中央地検公安1部(孔相勳部長)は30日、親朴(チンパク)連帯の比例代表3番の金魯植(キム・ノシク)氏(63)の妻の金某氏を参考人として呼び、金氏が党に15億ウォン余りを渡した経緯と金氏が追加で党に出したお金がないかを調べた。
検察は、親朴連帯の比例代表1番の梁貞禮(ヤン・ジョンレ)氏(31・女)の実母、金順愛(キム・スンエ)氏(58)に対して、公職選挙法違反の疑いで近くのうちに事前拘束令状を請求することにした。
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