田允迵(チョン・ユンチョル)監査院長が13日、李明博(イ・ミョンバク)大統領と面会し、辞表を提出したことを明らかにした。
田院長は同日、ソウル鍾路区三清洞(チョンノグ・サムチョンドン)の監査院で記者会見し、「監査院長として憲法に定められた任期(4年)を全うすべき責務があるが、政権と与野党が交代した状況下で、21世紀の懸案や課題にチームワークを組んで取り組むためには快く大統領に『フリーハンド(裁量権)』を与えるべきだと思った」と語った。
田院長は、「李大統領に1、2度引き留められたが、辞表を返すと言われても受け入れる意思はない」と話した。
田院長は、昨年11月に任期4年の監査院長として2期連続で任命され、定年(70歳)の来年6月まで在職することができたが、途中で退くことにした。
後任の候補には全羅道(チョルラド)出身の任祥奎(イム・サンギュ)元農林部長官、宋正鎬(ソン・ジョンホ)元法務部長官などが取り沙汰されている。
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