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ハンナラ・姜代表、「復党不可」から「選別復党」容認へ

ハンナラ・姜代表、「復党不可」から「選別復党」容認へ

Posted May. 15, 2008 07:27,   

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ハンナラ党最高委員会は14日、7月3日の党大会の前に、親朴無所属連帯など、朴槿恵(パク・グンヘ)派勢力の復党時期と対象を決め、「選別復党」を進めることにした。

趙允旋(チョ・ユンソン)スポークスマンは、同日、会議のブリーフィングを通じ、「適切な時期に適合した人物を受け入れることに合意した」とし、「新たな院内代表が選ばれ、第18代国会の院構成の進め具合を見極めながら、党の倫理規定とアイデンティティに合う人物を受け入れる範囲と時期について具体的に話し合う」と明らかにした。また、「姜在渉(カン・ジェソプ)代表は、『党大会以前は復党を認めない』というこれまでの立場を緩和した」とも話した。

姜代表は、会議の後、記者団に対し、「昨年の大統領選挙でみんな共に苦労したので、受け入れられない理由はない」とした上で、「だからと言って誰でもいいというわけではない。党のアイデンティティと倫理基準にも合わなければならず、公認候補選定で漏れた人物らに対して審査を行うのが筋ではないかと思う」と、新しい復党の原則を説明した。

姜代表は復党に対する立場の変化について、「私心があって復党に反対したわけではない。ただし、院の構成交渉がうまくいかなければ、国政運営に困難がきたされるため」と述べた。また、5月末まで復党を決定してほしいという朴前代表の要請は、「最初から話にならないことだった」と一蹴した。

これに先立ち、最高委の非公開会議では、親・朴槿恵系の金学元(キム・ハクウォン)議員は「早期一括復党」を要求し、全在姫(チョン・ジェヒ)・鄭亨根(チョン・ヒョングン)最高委員らは選別復党を主張したが、姜代表が「党の倫理的基準に合う落選者(公認候補から漏れた人)」というガイドラインを提示したという。

ハンナラ党の党規第43条は、「賄賂や不法政治資金収賄など、汚職関連疑惑に巻き込まれた場合、起訴と同時に党員権を停止する」と定めている。

最高委の決定によると、△無所属当選者△公認候補選びで落選した後、離党して当選した者△党規43条に当たらない外部の朴槿惠派関係者らが主な復党対象になる。

これをめぐって党内では、「姜代表が、自尊心を傷つけられる代わりに、時間を稼いで実利を取ったもの」「早期復党の推進という表向きの名分を生かすと同時に、院の構成が党大会以前に行われる可能性が高くないという状況を勘案しての決定だ」とみている。

ハンナラ党は22日、統合民主党は27日に院内代表予備選挙の実施後、ようやく18代国会の院の構成に向けた交渉に乗り出すことができる。第17代国会は2004年6月5日に開院して6月29日に院の構成を終えた。

しかし、今回は常任委の交渉に先立ち、政府組織の再編に伴う常任委の再編から取り組まなければならない。また、10年ぶりの政権交代で与野党が交代したため、交渉がさらに長引くという見方が強い。院構成の交渉を終えて復党問題まで決定するためには、結局、現指導部の任期を越す可能性が高い。このためか、金学元議員は、「事実上、(党大会前の復党の)保留決定ではないか」という不満を示した。



taylor55@donga.com