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農食品部が告示依頼、8ヵ月ぶりの米国産牛肉輸入再開

農食品部が告示依頼、8ヵ月ぶりの米国産牛肉輸入再開

Posted May. 30, 2008 03:01,   

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政府は29日、米国産牛肉の新しい輸入衛生条件の告示を依頼したことを正式発表した。これで、昨年10月以降中止されてきた米国産牛肉の検疫と輸入が約8ヵ月ぶりに再開される。

鄭雲天(チョン・ウンチョン)農林水産食品部長官は同日、京畿道果川(キョンギド・クァチョン)の政府庁舎で記者会見を開き、米国産牛肉と牛肉製品の輸入衛生条件を行政安全部に告示依頼したことを明らかにした。

告示依頼は、農林水産食品部(農食品部)の長官名義で告示の官報掲載を行政安全部に要請する行政行為のことで、農食品部によると、来月3日頃には告示が官報に掲載され公布される予定という。

新しい輸入衛生条件は、米国産牛肉のうち月齢別に特定危険部位(SRM)を除いた全ての部位を輸入できるようにした。

また先月18日の合意以降、米国と追加交渉を行い、「米国規定に従って韓国向け輸出用牛肉のSRMを取り除く」「米国で狂牛病(BSE)が発生すれば、輸入中止などの措置を取ることができる」などの内容も附則に盛り込まれた。

告示が公布されれば、新しい輸入衛生条件に従って米国産牛肉の検疫が再開される。

昨年10月に背骨が発覚して検疫が中止され、釜山(プサン)コンテナヤードなどに保管している米国産精肉5300トンに対しては直ちに検疫が行われ、早ければ6月初めから流通が可能になる見込みだ。

また2003年12月以降、輸入が中止されていたLAカルビなど骨付きの米国産牛肉と内臓などの副産物は、米国内の作業期間と運送期間を考慮すれば、7月初めに国内消費者に販売されるものと予想される。

農食品部は同日、告示依頼とともに米国産牛肉に対する検疫の強化策と畜産農家対策、国内畜産物の安全管理対策なども一緒に発表した。輸入初期の検査率の拡大や米国に検疫要員を派遣する内容などが検疫強化策に盛り込まれた。



swon@donga.com savoring@donga.com