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「牛肉反対」から「政府反対」へ 様変わりしたロウソク集会

「牛肉反対」から「政府反対」へ 様変わりしたロウソク集会

Posted June. 03, 2008 03:36,   

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今日(2日)で、ソウル都心に1万本のろうそくが灯されてからちょうど1ヵ月になる。

「ろうそく文化祭」と呼ばれた集会は、今や「ろうそくデモ」と呼ばれるほど1ヵ月の間に様変わりした。

▲「告示撤回」→「反政府」〓初期のろうそく集会の掛け声は「牛肉アウト」だったが、今は「李明博(イ・ミョンバク)アウト」の掛け声が轟く。デモ隊は「告示撤回、交渉無効」の代わりに「独裁打倒、李明博退陣」を叫んでいる状況だ。

それだけではない。大運河反対、民営化推進反対など、政府が進めている政策全般に対する反対の声も広がっている。街頭に出たデモ隊が執拗に大統領府行きを強行するのも反政府的な性向を示すものだ。

高麗(コリョ)大学社会学科の玄宅洙(ヒョン・テクス)教授は、「ろうそく集会が1ヵ月近く続いているが、政府が国民の声を反映した対策を打ち出せずにいる李明博大統領と政府に対する不信が深まった」と分析した。

▲10代の学生→市民主軸〓ベビーカーを押す主婦、子供たちの手を握った家長、30〜40代のサラリーマン部隊、シルバー部隊など、デモに参加する人の顔ぶれも多様になった。一般市民がデモの主軸になったのだ。

最大規模を記録した5月31日の集会でも、参加者4万人余りのうち、一般市民と大学生が3万4000人余りに上った。初期にろうそく集会を主導していた10代は2500人に止まった。

初期の集会では、10代のいわゆる学生服部隊が参加者の70%弱を占めていた。しかし、教育当局が学校を通じて学生の集会参加を取り締まってから10代は目立って減少した。その代わりに政府の政策に失望した市民たちがそこを埋めた。

中でも20〜30代が新しい主軸として浮上し、デモの様相も加熱化した。

警察によれば、道路を占拠しはじめた先月24日から2日午前までに連行されたデモ参加者は計545人。このうち、20〜30代が80%にのぼる。

警察の関係者は、「20〜30代の参加者が大幅に増え、街頭デモが始まった。街頭行進の他に街頭座り込みや坊主頭で抗議するなど、既存の過激デモの行動も踏襲されている」と話した。

▲清渓(チョンゲ)広場→ソウル広場〓集会場所も清渓広場から市役所前のソウル広場に変わった。米国産牛肉の長官告示が発表された5月29日が分岐点になった。

集会を主催してきた国民対策会議側は政府告示が発表されると、集会にさらに多くの市民が参加するよう呼びかけ、ソウル広場に場所を変えた。



fineday@donga.com niceshin@donga.com