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女子円盤、24年ぶりに韓国記録更新

Posted June. 05, 2008 06:35,   

한국어

「体重は絶対書かないでください」

陸上女子円盤投げで24年ぶりに、韓国記録を更新した「女子ヘラクレス」李ヨンギョン(27=安東市役所)。

李ヨンギョンは体重に敏感だった。大学陸上競技連盟の資料に出ている88kgについて問うと「大学の時の資料だが、それで書いてください」と話した。それよりずっと増えたが、公開はできないようだ。

李ヨンギョンは4日、大邱(テグ)スタジアムで開かれた第62回全国陸上競技選手権大会の女子円盤投げ決勝の3投目試技で53.22mを投げ、1984年、金ソンファ(当時、トンウォン炭座)が立てた韓国記録51.64mを24年ぶりに破った。

円盤投げの韓国記録は、29年間破られていない男子100m走(10秒34)に続いて、二番目に長く更新されていない記録だ。

李ヨンギョンは、力の源泉は体重だが「自分だけの秘密」なので隠したいと話した。女子投擲種目では、体重と記録は比例する。

幼い時から体格が大きかった李ヨンギョンは、舞踊教師に勧められ、金海(キムヘ)チンヨン中学2年生の時、円盤投げを始めた。李ヨンギョンは一気に全国一になるほど生まれつきの「力士」だった。李ヨンギョンは部別上位圏を維持し、実業時代の07年、50.55mを投げ、急成長した。4月全国実業陸上競技選手権では、韓国記録に48cmが足りない51.16mを投げ、5月種別選手権では50.54mを投げるなど、韓国記録に近い成績を出してきた。

李ヨンギョンは同日、記録を立てる瞬間、その場に座り込んでしばらく泣いた。李ヨンギョンは「トレーニングの時には、55mまで投げたのに、競技に限ってはプレッシャーのせいかいい記録が出なく悩んでいた」と述べた。

李ヨンギョンは今年初め、「2011ドリームチーム」のメンバーとして3ヵ月間、豪州に転地トレーニングに行って以来、体の回転と足の着地、フィニッシュ動作がたいへん良くなった。李ヨンギョンは韓国記録更新で、競技力向上支援金1500万ウォンをもらう。李ヨンギョンは北京五輪B基準記録(59m)に挑戦するため、来月4日、香港国際大会に出場する。

女子ハンマー投げでは、カン・ナル(益山市役所)が61.50mを投げ、2月に立てた韓国記録(60.58m)をまたも更新した。

男子100mでは、チョン・ドクヒョン(大田市体育会)とイム・ヒナム(光州市役所)が韓国記録更新に失敗した。チョン・ドクヒョンは準決勝で10秒55を記録した後、決勝では10秒65の記録で、イム・ヒナムを0.01秒差でリードし優勝した。



yjongk@donga.com