Go to contents

日本人女性らを魅了させたマッコリ

Posted June. 12, 2008 06:22,   

한국어

日本が韓国のマッコリ(白い濁り酒)に魅了された。

毎日午後7時ころになると、東京のコリアンタウン、新大久保駅職安通り一帯は、韓国式プルコギ(焼肉)を肴に一杯飲もうとするサラリーマンとOLたちで一杯になる。

日本人たちの普段の飲み方どおり、生ビール1杯で口を潤した後、その日飲むお酒について、多様な意見が出されるが、すぐに結論が出てしまう。発言権の強い女性たちが口をそろえて「マッコリ」と言うからだ。

新大久保駅近くで韓国家庭料理店「ハルバン」を経営するハン・ギルス社長は「このごろ、コリアンタウンでよく見かけられる風景だ。座席10個のうち、7個はマッコリを飲む客だ」と説明した。さらに「お客さんの国籍分布を見ても、日本人が韓国の観光客や在日韓国人に比べて4倍くらい多い」と付け加えた。

日本人客にマッコリを販売するのはコリアンレストランだけではない。大型居酒屋チェーンであるさくら水産は、傘下の250店舗でマッコリを販売している。

流通ルートも多様化している。

江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)に本社のある(株)チョガは、大型総合スーパー(GMS・ゼネラル・マージャンダイズ・ストア)であるイオンおよびイトーヨーカドー、阪急百貨店の一部店舗を通じ、マッコリを販売している。

コンビニエンスストアのチェーンであるローソンなどに移動マッコリなどを提供している移動Japan(株)は、7月からはコンビニのエーム・ピーエムにも進出する。

移動Japan(株)の金・ヒョソプ社長は、「マッコリの売上げが毎年20〜30%ずつ増えている。4月からは女性モデル2人が登場するCMを放送している」と説明した。

金社長は「マッコリは甘酸っぱいマイルドな飲み口であるため、日本人女性らに受けているようだ。日本はお酒をたくさん飲む文化ではないので、マッコリの短所である二日酔いや、げっぷもあまり問題にならない」と意気込んでいる。



iam@donga.com