Go to contents

外換カード株価操作疑惑のローンスター、控訴審で無罪判決

外換カード株価操作疑惑のローンスター、控訴審で無罪判決

Posted June. 25, 2008 07:13,   

한국어

1審裁判で有罪判決を受けたローンスター側の外換(ウェファン)カード株価操作の罪に対し、控訴審裁判所は無罪を言い渡した。

ソウル高裁刑事9部(高毅永・部長判事)は24日、ローンスターが買収した外換銀行が2003年11月、外換カードの買収合併(M&A)を進める過程で、外換カードの虚偽の減資説を流布し、株価を操作した罪(証券取引法違反)などで起訴されたローンスターコリア代表の柳会源(ユ・フェウォン)被告(58)に対する控訴審判決公判で、株価操作の罪に対して無罪を言い渡した。

裁判部は、「当時の状況からして、ロースター側が減資を全く考慮に入れていなかったと言いきれない」と、その理由を明らかにした。

株価操作の罪が無罪になったことを受け、1審で懲役5年の実刑判決を言い渡され法定拘束となった柳被告は、同日、国会の証人不出席と債券の捨て値売却による背任の罪に対してだけ有罪が認められ、懲役2年6ヵ月に執行猶予3年を言い渡され、身柄が釈放された。柳被告と一緒に起訴され、1審で大株主のLSF−KEBホルディングスSCA側は、罰金を免れた。

検察は、即刻上告する意向を明らかにした。

同日、金融当局もHSBCがローンスターと締結した外換銀行持分買収に対する承認を見合わせることを決め、外換カードの売却は長期化する可能性が強まった。

金融委員会のユ・ジェフン報道官は、「検察が上告する方針を表明するなど、まだ司法的な手続きが残っている。今の時点で外換銀行の売却のための諸手続きを進めるのは適切でない」と話した。



wing@donga.com jarrett@donga.com