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李会昌氏、「戦闘警察と記者を暴行したのは暴徒」

李会昌氏、「戦闘警察と記者を暴行したのは暴徒」

Posted June. 28, 2008 08:34,   

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自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)総裁が27日、「戦闘警察隊(日本の機動隊)と新聞社に集団暴力を加えた人々は、デモの群衆ではなく暴徒だ」と述べ、最近、暴力を振るうデモ隊を批判した。

李総裁は27日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で記者会見を開き、「非暴力を維持してきたろうそく集会が、暴力デモに豹変しつつある昨今の現実に深く憂慮する」と述べ、「暴力デモはいかなる理由であれ、正当化されない」と強調した。

李総裁は、「26日夜、ろうそく集会に参加したデモ隊が、警察や特定新聞社の記者を足蹴りし、踏みつけるなどの集団暴行を加え、新聞社にごみや汚物を投げつけ、社名がかかれた額を引きはがし、ガラスの窓を割る行為を見て、嘆かざるを得ない」と述べた。

そして、「国家の誤った政策と外交行為に対して異議を唱え、抗議する集会は、必ず非暴力、平和的に行なわれなければならない。これが、法治主義の原則だ。法治主義を踏みにじる暴力行為は、これまで国民が主張してきた検疫主権と国民の健康権守護という正当な意思を歪曲し、その真正性を疑わしめる」と主張した。

李総裁は、政府のデモ鎮圧について、「公権力は、法に則った手段で、暴力デモを鎮圧する責任と権限があるが、過剰な鎮圧は、暴力デモを生む恐れがあるため、公権力も過剰鎮圧を避けなければならない」と述べた。

李総裁は27日午前、新聞で、新聞記者が暴行を受け、警察がデモ隊に囲まれて集団暴行を受けたという記事と写真を見た後、記者会見を決めたという。李総裁は、暴力デモの問題点と警察の過剰鎮圧をいずれも問題視した記者会見の原稿を受け取った後、「暴徒」という表現を加え、暴力デモの問題点をさらに指摘する方向に、会見文に手を加えたという。李総裁は最近、「公権力に挑戦してはならない」という発言をよくしていると、側近たちが伝えた。

李総裁は、記者会見で、統合民主党と民主労働党の国会出席も強く訴えた。そして、「政府は、再交渉をする意志もなく、することもできない状況だ。今の状況は、決してろうそく集会で解決できない。これからは、国会が乗り出さなければならない」と主張した。

また、「国会出席の名分は、政府を牽制する立法府としての義務を果たす時だということだ。それ以外に名分は必要でない。統合民主党と民主労働党が早期に院内に復帰することを望む」と訴えた。



ditto@donga.com