Go to contents

メド立たない国会開会、民主党首脳は「8月15日まで登院拒否も」

メド立たない国会開会、民主党首脳は「8月15日まで登院拒否も」

Posted June. 30, 2008 03:04,   

한국어

第18代国会の任期開始から1ヵ月目の29日も、与野党は国会開会問題を解決できず、引き続き対峙している。

臨時国会最終日の7月4日までに国会を開会できなければ、憲政60年の歴史の中で、初めて臨時国会で国会議長団の選出ができないという不名誉の記録を立てることになる。

ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)と統合民主党の元惠榮(ウォン・へヨン)院内代表は29日午前、国会で会談し、国会開会に関連した双方の要求事項を確認したうえで国会常任委員長の配分などの院構成問題について論議したが、合意には至らなかった。

洪院内代表は同日午後、記者懇談会を開き「潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が7月4日に国会を訪問するほか、遅くとも7月6日までには制憲60周年記念式典の招待状を100ヵ国あまりに送らなければならない。7月1日から原油高対策が法制化されてこそ、油類税の恩恵が国民に回ることになる」と、早急な開会を野党に促した。

しかし元院内代表は27日夕方から国会本会議場前で、「牛肉告示の無効化」を主張し、徹夜のろう城を続けている。元代表は、「国会出席問題は、あくまでも与党側に責任があるだけに、与党のほうから前向きな意見を出さない限り難しい」と述べ、「先日、済州(チェジュ)で冗談で、『7月17日の建国記念日までには国会に出席する』と話したが、このままいけば、8月15日の独立記念日まで引き伸ばされかねない」と話した。

民主党は7月6日の党大会をにらんで、党代表への立候補者らが強硬な意見を主張している上、一部の議員たちがろうそくデモに参加しており、すくなくとも党大会まで出席するのは厳しいだろうという見方が多い。

ハンナラ党では単独にでも出席して、7月4日までには国会議長団を構成すべきだという一部の意見もある。ハンナラ党は当初、30日に議員総会を開き、単独で出席するかどうかを決めるつもりだったが、もう一日だけ民主党の反応を見守った後、院内代表同士の対話チャンネルを稼動することにし、議員総会をさらに一日延ばした。

ハンナラ党内の李明博(イ・ミョンバク)派の国会議員や院外の党協議委員長など100人あまりは30日午後6時から、新村(シンチョン)の飲食店に集まり、政局の打開策について幅広い意見を交わす計画だ。ある李明博派に近い議員は29日の電話でのインタビューで、「暴力集会で法秩序が崩れつつあり、国民生活は最悪の事態へと突っ走っているのに、国会は正常化していないので、解決策模索のために会うことにした」と話した。

しかし、民主党が出席を決めても、国会議長団のみを選出して、国会常任委員会の調整や常任委員長の配分など、本格的な院構成の交渉はその後に行われる可能性が高い。国会が国民生活対策を法制化し、韓米自由貿易協定(FTA)などの法案を議論できる機能正常化までには相当時間がかかりそうだ。



jkmas@donga.com koh@donga.com