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鄭夢準議員「派閥の会合は選挙法違反」 ハンナラ代表候補によるテレビ討論会

鄭夢準議員「派閥の会合は選挙法違反」 ハンナラ代表候補によるテレビ討論会

Posted July. 01, 2008 03:13,   

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7月3日に行われるハンナラ党の党大会が、親李(親李明博大統領)と親朴(親朴槿恵元党代表)派議員による派閥争いの様相を呈している。熾烈な派閥争いで、党大会が「ネガティブ選挙」になりかねないという懸念も出ている。派閥争いの兆しが色濃くなっていることを受け、姜在渉(カン・ジェソプ)代表は、30日の午前に開かれた最高委員会議で、「週末を契機にネガティブ議論が提起されている。党選挙管理委員会は注意の措置を行った方がいい」と警告した。

党大会を4日後に控えた同日、KBSの「ハンナラ党代表を選ぶための党内選挙を控えた討論会」に参加した6人の候補らは、「派閥政治」の問題をめぐって激しく対立した。同日午後、約180人が集まると予想されていた親李勢力の大規模な会合が直接的な原因になった。

特定派閥に入っていない鄭夢準候補は同日の討論会で、「今日、親李の関係者らが集まると聞いたが、これは選挙法違反だ」と述べ、「派閥を中心にハンナラ党が再びばらばらになれば、国民を裏切ることになる」と厳しく反発した。

鄭候補は、「議員らの選挙活動を禁じた党憲・党規を無視しながら、牛肉問題でデモをする人々に法律を守れと言えるのか」と述べ、親李側の朴熺太(パク・ヒテ)候補と孔星鎮(コン・ソンジン)候補側を非難した。

金晟祚(キム・ソンジョ)候補も、「親李派が朴熺太候補と孔星鎮候補を共に押すのだということではないのか」と非難した。

親朴派の許泰烈(ホ・テヨル)候補は、朴熺太候補を相手にした質問で、「大規模な会合を取り持つ議員が朴候補の選挙運動本部長だという。多数が集まると大勢になるわけだが、党大会を目前にした会を素直に受け止めるわけにはいかない」と非難した。

これに対して、朴熺太候補は、「ただの一人でも派閥として受け入れたことはない。私はいつも派閥に中立的だ。派閥と関係なく支持されている」と主張した。

親朴派の許泰烈候補に対する攻勢も続いた。朴順子(パク・スンジャ)候補は許候補に向かって、「党内には親李—親朴はいないが、親朴の代表性を強調する姿は望ましくない」とし、「これからの討論会では自立した姿を見せてほしい」と注文を付けた。

孔候補も、「許候補が『親朴』を強調して、党大会のムードを(派閥間の対立構図で)盛り上げようとしている」と述べた。

許候補はこれに対し、「党の内部に葛藤がある現実を認めることから、改善点を見出すことができる」と答えた。

一方、同日午後の親李派の大規模会合は、党指導部の薦めにより、結局、党大会後に先送りされることとなった。

しかし親朴派の議員らは、朴元代表が同日、国会憲政記念館で行われた「なぜ朴槿恵(パク・グンヘ)なのか」の出版記念会に大勢参加した。「なぜ朴槿恵なのか」は、あるマスコミ関係者が朴元代表と関連したコラムをまとめた本。



jameshuh@donga.com