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検察総長、「暴力に終止符を打つ時が来た」

検察総長、「暴力に終止符を打つ時が来た」

Posted July. 01, 2008 03:13,   

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警察は30日、「狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)の恐れのある米国産牛肉の全面輸入に反対する国民対策会議(国民対策会議)」と、同会議の主力グループである韓国進歩連帯のオフィスを抜き打ちで家宅捜索した。

ソウル地方警察庁は同日午前6時頃、ソウル市鍾路区通仁洞(チョンログ・トンインドン)の国民対策会議オフィスを家宅捜索し、パソコン3台と「李明博(イ・ミョンバク)OUT」などのスローガンが書かれた看板、砂袋、のぼり、雨具、消火器など、最近のろうそく集会で使われた各種物品と関連資料を押収した。

警察はまた同時刻、ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポグ)永登浦洞2街の韓国進歩連帯オフィスも家宅捜索し、パソコン(デスクトップ)22台とノートパソコン1台、各種書類、狂牛病関連プラカードなどを押収した。

警察は進歩連帯事務室で、逮捕令状が出された同団体のファン・スンウォン民主人権局長を連行した。

林采珍(イム・チェジン)検察総長は同日、ソウル市瑞草区(ソチョグ)瑞草洞の最高検察庁大会議室で開かれた「法秩序確立のための全国部長検事会議」で、「純粋な心から平和的に始まったろうそく集会が、暴力デモに変質しつつある。いまや、不法と暴力に汚れた今回の事態に終止符を打つ時が来た」と述べた。

林総長は同日の会議で、△不法暴力根絶のための総力対応体制構築、△無分別な主張と煽動で共同体の安全を脅かす集団的サイバー暴力に厳正対処、△外国産牛肉輸入について、原産地偽装表示を徹底的に取り締まる、△原則と程度による検察の公正な法執行方針を発表した。

一方、狂牛病国民対策会議は同日午後6時、ソウル市庁前のソウル広場で、カトリック正義具現司祭壇主催で開かれる「非常時局ミサ」に参加した後、午後7時から同じ場所でろうそくデモを開く計画だが、中止の可能性が高い。

警察は、ソウル広場周辺に警察用バスで遮壁を設け、違法集会であるろうそく集会を根こそぎ封鎖する一方、ミサを終えた宗教関係者とデモ隊が街頭に出るのを阻止した。

これに先立ち、警察は29日午後から30日未明までに、ソウル都心で開かれた街頭デモで131人を連行し、未成年者1人を訓戒し、130人を調査中だ。



firedy@donga.com