Go to contents

タンパベイ突風、ボストンとの3連戦で全勝

タンパベイ突風、ボストンとの3連戦で全勝

Posted July. 04, 2008 07:09,   

한국어

米プロ野球のタンパベイ・レイズが昨年度チャンピオンのボストン・レッドソックスとのホームゲーム3連戦をすべて勝利でおさめた。晩年最下位だったタンパベイ・レイズは、大リーグ全体での勝率1位を堅実に守り、アメリカンリーグの先頭を疾走している。

タンパベイ・レイズは3日、ボストン・レッドソックスとのゲームで、6回まで、ボストン先発の松坂大輔の好投のため1−4でリードされていたが、7回、松坂のいないマウンドを相手に6点を獲得し、7−4で勝負を覆し、結局、7−6で勝った。タンパベイ・レイズは今シーズン、ボストンとの2回のホーム3連戦をすべて勝利で飾った。

大リーグは120年を超える歴史を誇るが、タンパベイ・レイズは1998年から、リーグに参加し、ようやく10シーズンを超えたチーム。昨年まで、タンパベイ・レイズは645勝972敗(0.399)で、大リーグ唯一の通算3割台勝率のチームだった。9度も東部地区最下位だった程だ。06年と07年には、全体30球団の中で最も低い勝率を記録していた。同じ年に設立されたアリゾナ・ダイヤモンドバックスが3回の地区優勝と1回のワールドシリーズ優勝を収めたのとは対照的だ。

タンパベイ・レイズは昨シーズンを終え、「デビルレイズ」から「デビル(悪魔)」を削除し、「タンパベイ・レイズ」に改名した後、大々的なチーム改編を断行した。主力選手は長期契約を通じて安定的な条件を作るようにし、新人にも投資を惜しまなかった。投資は成績につながった。有望な選手たちが自分の役目を果たしはじめ、マウンドと守備が安定しながら競争力を身に付けた。

タンパベイ・レイズは同日の勝利で、52勝32敗(勝率0.619)を記録し、地区2位のボストン・レッドソックスと勝差を3.5ゲームに広げた。

過去10年間、ホームゲームのチケットの売切れが8回しかなかったタンパベイ・レイズは、同日を含め今シーズン、4試合で満員の観客動員を記録した。プロ野球における投資と成績、そして観客動員の関数関係を、今シーズン、タンパベイは如実に見せてくれている。

クリーブランド・インディアンスの秋信守(チュ・シンス)は、シカゴ・ホワイトソックスとのアウェーゲームで、右翼手兼5番打者で先発出場したが、4打数無安打に止まった。7回、四球を選んで出塁した後、盗塁一つを加えた。打率は0.278から0.265に落ち、クリーブランド・インディアンスは延長10回、サヨナラホームランを許し、5−6で負けた。