カトリックとキリスト教に続き、仏教界も米国産牛肉の輸入反対のためのろうそく集会に加わった。
参加仏教諸家連帯、実践仏教全国僧家会、仏教環境連帯など進歩寄りの各仏教団体が中心となって構成された仏教時局法会推進委員会(推進委員会)は4日午後6時、ソウル市役所前のソウル広場で「国民主権の守護と権力の懺悔のための時局法会」を開いた。法会には、全国各地のお寺から集まった僧侶と仏教信徒、市民らが参加した。
法会は、集結地であるソウル鍾路区(チョンノグ)の曹渓寺(チョゲサ)を出発した僧侶たちがソウル市役所前に到着すると同時に始まった。
推進委員会の共同委員長を務めるスギョン僧侶は「開会の辞」で、「2008年の100万ろうそくは、この国の主人が国民であるという事実をはっきりと見せてくれた」と言い、「もっと明るい光で世の中を灯すべきだ」と呼びかけた。
法語は曹渓宗教育院長のチョンファ僧侶が述べ、聞慶鳳巌寺(ムンギョン・ボンアムサ)の住職ハムヒョン僧侶と陜川海印寺(ハプチョン・ヘインサ)の法眞僧侶が「参加の辞」を述べた。続いてカトリック正義具現司祭団の全鍾勳(チョン・ジョンフン)神父が「連帯の辞」を述べた。
彼らは、「生命と国民の主権を守り、疏通する権力になることを祈る」という内容の決議文を発表し、参加した信徒、市民たちと一緒に108拝をした後、広場を出発し、南大門(ナムデムン)〜乙支路(ウルチロ)〜市庁広場に続く「懺悔と希望の街頭行進」を行う。
同日午後、インターネット僧団会の会員50人余りは曹渓寺から世宗路(セジョンロ)のトンファ兔税店まで3歩1拝の行進を行った。
一方、「狂牛病危険の米国産牛肉の全面的輸入を反対する国民対策会議」は5日、ソウル広場を含む全国の主要都市で「汎国民ろうそく大行進」を行う計画だ。
警察は5日、ソウル広場の集会に3万5000人余りが参加するものとみて、機動隊バスを使って車壁を作る一方、172個中隊、1万6000人余りを動員して万が一の事態に備えることにした。
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