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対策会議と進歩連帯が不法デモを企画・実行 警察が司法処罰を検討

対策会議と進歩連帯が不法デモを企画・実行 警察が司法処罰を検討

Posted July. 05, 2008 08:28,   

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ソウル地方警察庁は4日、「狂牛病(BSE)危険米国産牛肉の全面輸入に反対する国民対策会議」(国民対策会議)と韓国進歩連帯の事務室から押収したものを調査したところ、両団体が先頭に立って不法デモを企て、実行したことがわかったと明らかにした。

警察の関係者は「先月30日行った家宅捜索を通じ、押収した資料を分析した結果、両団体がろうそく集会のはじめから組織的な不法デモを計画し、主導したことが明らかになり、指導部を司法処理する方策を積極的に検討しているところだ」と明らかにした。

警察によると、国民対策会議がまとめた「48時間(6月20〜22日)共同行動提案」には、「明博(ミョンバク)山城より高い国民土城を築こう」(警察車の防壁前に砂袋を積むことを意味)、「(道路)表面に絵を描こう」など、具体的なデモ計画が盛り込まれている。

韓国進歩連帯の事務室のパソコンに保管されている「山城」というタイトルのファイルでも「砂袋を5m幅、15度の角度で積んだ場合、厚さ4000cm²の袋13万5000個が必要であり、5トントラックで100台の量が必要だ」という内容が発見された。

警察はまた、韓国進歩連帯が5月以降4回にわたって各参加団体に送った「BSE闘争指針」を通じ、各種の不法行為を煽ったと説明した。

警察の関係者は、「『大統領府へ向かおう』と呼びかけ、参加団体に定期的に闘争指針を送ったのは、両団体が不法集会の『コントロールタワー』役を務めた明白な証拠だ」と強調した。

警察は両団体の資金の出所に対しても捜査を行っている。

これに対し、国民対策会議と韓国進歩連帯は「実態究明に失敗した古臭い『黒幕説』を二番煎じしている。警察の発表は5日、ソウル広場で開かれる大規模な『ろうそく文化祭』を妨げようとする意図的な行為だ」と反発している。

一方、警察は同日ソウル中区中林洞(チュング・チュンリムドン)にある「2MB(李明博)弾劾闘争連帯」事務室を家宅捜索し、文書と各種のデモツールを押収している。



dawn@donga.com