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議長も選べず、第18代国会の臨時国会が閉会

議長も選べず、第18代国会の臨時国会が閉会

Posted July. 05, 2008 08:28,   

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与党ハンナラ党と親朴連帯が、第18代国会の臨時国会会期最終日の4日、本会議を開いたが、国会議長を選出することはできなかった。

国会が臨時国会の会期で国会議長を選出できなかったのは、国会60年の歴史で初めて。

ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表は同日、会議で、「金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長候補が、野党議員が出席しない状況で議長を選出することに反対した。ハンナラ党、自由先進党、親朴連帯の3党が7日、本会議を再召集したので、野党との交渉を通じて、早期に国会を開く」と述べた。

同日の本会議には、ハンナラ党、親朴連帯、無所属議員ら169人が出席した。

金炯旿国会議長候補は、本会議に出席しないことで、野党のいない議長選出に反対の意思を示した。

金候補は、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「野党が出席しない状況で、国会議長を選出することは望ましくない。しかし、国会開会に交渉や条件を掲げることはありえない。私たちが自ら立法府の不在状況をつくってはならない」と述べた。また、「制憲60周年行事の準備のために、10日までには必ず国会議長を選ばなければならない」と強調した。

これに先立ち、ハンナラ党は、議員総会を開いて徹底討議したが、「議長の選出を強行すべきだ」という意見と、「もう少し待つべきだ」という意見が対立し、結局、延期する方向で結論を下した。

統合民主党の車英(チャ・ヨン)スポークスマンは同日、論評で「ハンナラ党が単独開会を決行しないと決めたことは、望ましい判断だ。与野党の合意を通じて、国会出席問題が解決することを期待する」と述べた。

いっぽう、与野党の院内首席副代表が国会で会い、国会開会の交渉を続けた。

ハンナラ党の朱豪英(チュ・ホヨン)、民主党の徐甲源(ソ・ガプウォン)首席副代表は、核心争点である家畜伝染病予防法改正問題について話し合ったが、接点を見出せなかった。

ただ、民主党は5日、狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)対策会議が主催する都心合同集会に出席し、「国民勝利」を宣言した後、来週召集される7月臨時国会の出席に向けた準備作業に着手したという。

民主党関係者は、「5日の集会を最後に場外闘争は整理し、国会に出席すべきだという意見が大多数だ。6日の全党大会で選出される新しい党代表が、国会出席の時期を決定するだろう」と伝えた。



sunshade@donga.com srkim@donga.com