「7年ぶりに韓国で誕生日を迎え、胸が高鳴っています」
今年、全米女子オープンで最年少チャンピオンになった朴インビ(20・光云大・写真)が8日、仁川(インチョン)空港から凱旋帰国を果たした。
今月12日に20歳になる朴インビは、意義深い20歳のバースデーパーティーを韓国ですることになり、とても楽しみにしている様子だった。中学1年生だった01年に米国に留学で渡ったため、誕生日に食べるワカメのスープはいつも海外で食べていた。
「お昼は家族と一緒に和食を食べに行こうかと思います。夕食は、これまで会えなかった友だちと遊びます。米国では食べられなかった出前のジャージャー麺も必ず食べたいです」
最高権威の全米女子オープンで優勝してから変化した自分を取り巻く環境も実感している。ギャラリーからのサインの求めが増え、公式の記者会見にもよく招かれているという。優勝後、初めて出場した先週のアーカンソー・チャンピオンシップの時は、銃と楯を携帯した武装警護員まで同行しラウンドをこなすほど「大物」として、もてなされた。
「警護員の男性に、『本物の銃ですか』と聞いたら、56発を持っており、非常事態には実際に撃つと言われました」
朴インビは自分のことを、優勝者を誕生させる「黄金の手」だと表現した。彼女と最後の日に同じ組だった韓国選手たちが最近、皆、優勝したのだ。朴インビはウェグモンス大会ではチ・ウンヒ(FILAコリア)と、アーカンソー・チャンピオンシップでは李宣和(イ・ソンファ、CJ)と同じ組だった。最近、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーであげた韓国選手たちの3連勝に対し、朴インビは、「同僚たちの優勝を見ながら、私も出来るという自信を得た結果だ。上昇の勢いに乗ったのだから、これからもっと頑張る」と言い、期待感をあらわした。
最高値でSKテレコム、ハナ金融など韓国屈指の企業とメインスポンサー契約を交渉中の朴インビは19日、フランスに行き、エビアン・マスターズに備える予定だ。
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