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輸入牛肉の流通経路、10年から全経路追跡

輸入牛肉の流通経路、10年から全経路追跡

Posted July. 12, 2008 07:43,   

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韓牛だけではなく、輸入牛肉も2010年から流通の段階別に移動経路を追跡できるシステムが稼動される。また政府が食品安全を認証する「安全食品製造店認証制(HACCP)」が12年まで、すべての食品の95%に拡大される。

政府は11日、ソウル鍾路区世宗路(チョンノグ・セジョンノ)の政府中央庁舍で、韓昇洙(ハン・スンス)首相が主宰する食品安全総合対策のための関係長官会議を開き、このような内容を骨子とする「食品安全総合対策」を発表した。

政府は、輸入牛肉の流通経路の追跡システムを構築するために、第1段階として来月から輸入食肉を販売する加工・流通会社に対して、流通経路の追跡に必要な取り引き記録の作成と保存を義務づけることにした。10年には第2段階で、無線認識(RFID)やバーコード方式の追跡技術を取り入れることにした。

また、現在30%水準であるHACCP認証店の食品の割合を12年までに95%に拡大するために、現在411となっている認証対象業者を約4000業者に増やすことにした。現在1%に過ぎない優秀農産物管理制度(GAP)に適用される農産物数は10%に拡大される。

これと共に、△食品安全問題で国民との意思疎通を強化するため国民参観人制度を拡大し、△優秀な「子ども嗜好食品」にはグリーンマークを付与し、△首相を委員長とする食品安全政策委員会の設置——などを推進することにした。

政府は、常習的で意図的な食品危害犯罪に対しては、最低3年以上の懲役刑に処し、危害食品を販売して得た利益に対しては2〜5倍の金額を没収するなど、処罰規定を大幅に強化することにした。

趙重杓(チョ・ジュンピョ)首相室長は、「政府は、今度の対策が1回に止まらず国民が体感できる結果を得られるよう速かに推進する。先進国並みに食品安全管理を徹底し、これ以上国民が食材のために不安を感じることがないようにする」と話した。



wiseweb@donga.com kimhs@donga.com