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議員の平均財産31億7300万ウォン…17代国会の3倍

議員の平均財産31億7300万ウォン…17代国会の3倍

Posted July. 29, 2008 03:18,   

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初当選または18代国会議員に再当選した議員の平均財産は32億ウォンに迫り、17代の3倍に達することが分かった。また、ハンナラ党と民主党議員の財産の格差も減り、全般的に「セレブ国会」になった。

国会公職者倫理委員会は28日、初当選議員134人と18代国会議員に再当選した議員27人、17代国会退職議員152人が申告した財産の内訳を公開した。一部議員は縁故地のない地域に多くの不動産を保有していることが分かり、投機の議論を招きそうだ。

▲平均財産、大幅に増加〓18代国会に新たに進出した議員の平均財産は31億7300万ウォンで、17代(11億700万ウォン)の2.9倍に集計された。政党別にはハンナラ党が34億7900万ウォンで、17代(14億2000万ウォン)と比べて2.5倍、民主党は29億4800万ウォン(17代9億8700万ウォン)と3倍にそれぞれ増えた。このため、新規登録を基準にハンナラ党と民主党議員間の1人当たりの平均財産の格差も17代と比べて相対的に減少した。

両党の財産の格差が減少した理由は、「386運動圏」出身の国会進出が低迷した上、民主党の初当選議員の財力が比較的に強いためと分析された。

この他、創造韓国党所属議員は平均58億6000万ウォン、自由先進党26億6600万ウォン、親朴連帯12億6500万ウォン、民主労働党2億1900万ウォン、無所属は27億7800万ウォンの財産を申告した。

今回の財産公開で最高の資産家は、823億2700万ウォンを届け出たハンナラ党の趙鎮衡(チョ・ジンヒョン)議員だった。続いて、ハンナラ党の金世淵(キム・セヨン、512億6000万ウォン)、民主党のチョン・グクギョ(389億4500万ウォン)、ハンナラ党の姜碩鎬(カン・ソクホ、192億1300万ウォン)、無所属の金一潤(キム・イルユン、141億7600万ウォン)、ハンナラ党の林東奎(イム・ドンギュ、109億1700万ウォン)議員の6人が100億ウォン以上の財産を申告した。

17代国会ではヨルリン・ウリ党の金爀珪(キム・ヒョクギュ、100億5500万ウォン)前議員だけが「100億ウォンクラブ」に名前を連ねていた。50億ウォン台以上も18人で、17代国会の5人より大幅に増えた。

3月26日、総選挙候補登録時より財産が一番多く増えた議員は金世淵議員で、80億ウォンが増えた。金議員側は、今度母親の財産を追加して申告したため財産が拡大したと説明した。

自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)総裁は、大統領選挙の時の借金のため、120億5100万ウォンの負債があると明らかにしていたが、今度は選挙費用の補填のおかげで、25億1400万ウォンの財産を申告した。

反面、総選挙候補の時502億ウォンを申告したチョン・グクギョ議員は、株価下落や預金の減少で113億ウォン減少した。

財産が一番少ない議員は民主党の金世雄(キム・セウン)議員で、マイナス2億1500万ウォンだった。李明博(イ・ミョンバク)大統領の選挙キャンプ出身か大統領職引継ぎ委員会の主要職に務めたいわゆる「MB直系」17人の平均財産は約18億8000万ウォンで、平均を下回った。

直系の親族の財産申告を拒否した議員はハンナラ党23人、民主党21人など、申告の対象者全体の27.3%である44人だった。相対的に民主党議員の拒否率が高かった。

▲株価、貴金属など投資先は多岐に渡る〓株式を最も多く保有している議員は金世淵議員で、本人所有の株式だけで213億7500万ウォンに達した。ほとんどは本人が代表を務めているトンイルゴムベルトの株式だ。

非企業家出身の中では、前職検事のパク・ミンシク・ハンナラ党議員が、NHN、双龍(サンヨン)セメントの株式など、多様な種目に16億9700万ウォンぐらいを分散投資して目を引いた。

この他、無所属の朴智元(パク・ジウォン)議員は、3000万ウォンものダイヤモンド(3カラット)を、民主党の金ジェグォン議員は、1億4000万ウォン相当の絵画13点を申告した。

また、ハンナラ党のチュ・グァンドク議員は配偶者の4000万ウォン相当のビオラと1400万ウォン分の金を持っていると公開した。



jkmas@donga.com koh@donga.com