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ロシア、グルジアの海上封鎖に突入

Posted August. 11, 2008 06:49,   

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グルジアの親ロシア自治区である南オセチア自治州の分離独立をめぐって発生した武力衝突に、ロシアが大規模な軍事力を動員して、グルジアに対する攻勢を強化したことで、緊張がいっそう高まっていると、AFP通信などの外信が10日、報じた。

特に、ロシアは10日、グルジアが南オセチア自治州から軍隊を撤収したにもかかわらず、グルジアの海上を封鎖し、グルジアに対する空襲を止めなかった。

ロシア海軍が同日、グルジアへの武器流入を遮断する海上封鎖に突入したと、インタファクス通信が報じた。

AFP通信は、グルジア政府の声明を引用して、ロシアが9日に、兵力6000人と戦車や装甲車などを南オセチア自治州に投入し、グルジア内の親ロシア自治区のアブハジア自治共和国にも4000人規模の部隊を投入したと伝えた。

また、外信は、グルジア政府関係者の言葉を引用して、ロシアの戦闘機が、グルジアの首都トビリシの国際空港近郊の軍用飛行場とゴリ地域などを数回にわたって爆撃したと報じた。

DPA通信は、8日から続いた交戦で、1600人以上の民間人が死亡し、グルジアとロシアの兵士約700人が死傷したと推定した。

いっぽう、グルジア国家安全保障会議のアレクサンドル・ローマイア議長は10日、「ロシアとの軍事衝突を終わらせるために、南オセチア自治州から兵力を撤退し、ライス米国務長官を通じて、米国政府に仲裁を要請した」と明らかにした。

ミヘイル・サアカシュヴィリ・グルジア大統領は9日、ロシアに停戦を申し入れたが、ロシア側は、「グルジアが先に南オセチア自治州から軍隊を撤退させ、二度と武力を使わないと約束しなければならない」と拒否した。



myzodan@donga.com