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過去10年間の支援額が総8兆3805億ウォン 対北朝鮮支援

過去10年間の支援額が総8兆3805億ウォン 対北朝鮮支援

Posted September. 30, 2008 08:29,   

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金大中(キム・デジュン)政権と盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の10年間、中央政府、地方政府、民間団体の有償・無償の対北朝鮮支援金は、総8兆3805億ウォンにのぼることが集計された。

北朝鮮の核危機(02年10月)が、起きた直後に発足した盧武鉉政権(03年2月〜08年2月)の対北朝鮮支援金は、金大中政権(98年2月〜03年2月)の支援金2兆7028億ウォンの2倍を上回る5兆6777億ウォンだった。

国会外交通商統一委員会所属のハンナラ党議員は29日、統一部と輸出入銀行が提出した資料を分析して、このように明らかになった。

両政権時代の対北朝鮮支援金は、△政府が軽水炉の建設とコメ支援などのために北朝鮮に提供した借款2兆4031億ウォン、△政府が北朝鮮支援用コメの価格を国際市場の価格に下げるために投じた糧穀会計支援金2兆5106億ウォン、△政府が肥料などを無償で提供した支援金2兆7704億ウォン、△社会団体と地方政府の無償支援金6964億ウォンだ。

年度別には、2回目の核危機が最高潮に達した03年に1兆5632億ウォンが支援され、金額が最も多かった。次は、北朝鮮が核保有を宣言した05年(1兆4794億ウォン)だった。

チン議員は、「00年に初めて支援したコメ借款は据え置き期間が10年であり、2010年に1回目の元利金償還時期が来る。総2兆4031億ウォンにのぼる借款は、ほとんど回収が難しいだろう」と話している。

サムイル会計法人は今年初め、07会計年度の南北協力基金を会計監査した報告書で、軽水炉の建設費、コメ支援、京義(キョンウィ)線鉄道連結事業に投入された借款の償還可能性について、「金を借りた北朝鮮の特性上、今後の状況の変化などによって、回収の可能性に『重要な不確実性』が存在する」と指摘した。

李明博政権発足および金剛山(クムガンサン)観光客射殺事件などで、南北交流がほとんどなかった今年も、過去の政府が合意した軽水炉および開城(ケソン)工業団地事業の費用支援や民間レベルの対北朝鮮支援のため、総2113億ウォンが支援された。

金泳三(キム・ヨンサム)政権では、人道的支援として2070億ウォン、民間支援196億ウォンなど総2266億ウォンを北朝鮮に支援した。



srkim@donga.com leon@donga.com