青少年の半分以上は、アダルト向けのインターネットサイトやゲームサイトで他人の個人情報を盗用した経験があることが分かった。これは国家青少年委員会が12日、国会の教育科学技術委員会所属の金椿鎮(キム・チュンジン)民主党議員に提出した「2007年度青少年有害環境接触総合実態調査」報告書で明らかになった。
国家青少年委員会が昨年10〜11月、全国150の中高校の生徒1万3721人を調査した結果、「年齢に合わないゲームなどを利用するため、他人の住民登録番号を利用したことがありますか」という質問に対し、回答者の50.6%が「ある」と答えた。
他人の住民登録番号を利用した中高生(重複回答)の中で53.4%は、親や家族が教えてくれたと答えた。40.9%は親や家族の個人情報を密かに盗用した。
また、友達が教えてくれた他人の住民登録番号を盗用した経験は3.9%、インターネットで住民登録番号を偽造するプログラムを使った場合は3.9%だった。性別では男子の青少年の64.6%が他人の住民登録番号を盗用した経験があると答えて、女子の青少年(34.8%)の倍に近かった。
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