「ビリの奇跡」はいつまで続くのか。
タンパベイが15日、アウェーで臨んだ行われたアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ(7戦4勝制)第4戦で、昨年のワールドシリーズチャンピオンのボストンを13—4で大勝を収めた。
これで1989年創設以後、初めてポストシーズンに勝ち進んだタンパベイは3勝1敗で、ワールドシリーズまで後1勝を残している。前日に本塁打4本を含め13本のヒットを放ったタンパベイは、同日、本塁打3本に14安打を記録した。
ボストンは、「ナックルボールの達人」ティム・ウェークフィールドを先発に立たせた。彼は1回、タンパベイの先頭打者・岩村明憲を空振り三振で退かせ、幸先良いスタートを切った。しかし、次の打者のBJアップトンをストレート四球で歩かせ、悪夢は始まった。
アップトンの盗塁で1死2塁で、3番のカルロス・ペーニャがナックボールを打ち返したが左フェンスを越えた。4番のエバン・ロンゴリアもウェークフィールドのナックボールを強打し、ホームランを放った。
タンパベイのウィリー・アイバーは3—0でリードしていた3回2死2塁の場面で、2ランを放った。ウェークフィールドは2回と3分の2回間、ホームラン3本を含めて、6安打5失点で崩れた。
タンパベイより年俸の総額が3倍も多いボストンは、6回まで2安打、空振りに終わり、球場を埋め尽くした3万8133名のホームファンの前で惨憺な敗北を喫した。
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