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北朝鮮、李政府を強く非難 「南北関係を全面遮断」で脅し

北朝鮮、李政府を強く非難 「南北関係を全面遮断」で脅し

Posted October. 17, 2008 03:23,   

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北朝鮮の労働新聞は16日、「(李明博政府が)我々の尊厳を傷つけ、無分別な反共和国対決の道に進み続けるなら、我々はやむをえず南北関係の全面遮断を含め、重大決断を下さざるを得ない」と明らかにした。

労働新聞は、「論評員の文」を通じて、「歴史的な6・15共同宣言と10・4宣言によって南北関係を発展させ、自主統一と繁栄の時代を開いていくことは、我々の終始一貫した立場だ」として、このように主張した。

同紙は、韓国政府の△統一・安全保障教育の強化、△金剛山(クムガンサン)観光客射殺事件に対する強硬対応、△女スパイ事件の摘発、△最近の北朝鮮の急変事態論議および韓米連合軍事演習などを「反共和国策動」と規定した。

さらに、「謀反の徒が、我々の最高の尊厳に触れることは、我々の体制に対する挑戦であり、公然たる宣戦布告だ」と主張した。

同紙は、南北関係断絶の具体的な措置については言及しなかった。北朝鮮は、2日に開かれた南北軍事実務会談で、韓国側が北朝鮮に対する「ビラ」撒布を続ける場合、開城(ケソン)工業団地事業および韓国人の軍事限界線の通過などは実現できないと警告していた。

統一部の金浩年(キム・ホニョン)報道官は、「多くの不満を迂回的に表明したものだ。政府は、北朝鮮の今後の状況を見守るが、南北対話を通じて関係を改善するという意志に変わりはない」と述べた。



kyle@donga.com