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オバマ氏、「危機解消」へ始動

Posted November. 08, 2008 09:16,   

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グローバルな金融危機で、全世界が米国の新しいリーダーシップを注目している中、バラク・オバマ米大統領当選者が、経済危機に対処するための対策づくりに速度を出している。

オバマ氏は7日(現地時間)シカゴで、ウォーレン・バフェット・バークシャーハサウェイ会長、ロバート・ルービン、ローレンス・サマーズ元財務長官、ポール・ボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長ら選挙運動期間から経済諮問チームに参加した経済専門家とともに、緊急会議を開く予定だ。

エリック・シュミット・グーグル会長、アン・マルケイヒー・ゼロックス会長、リチャード・パーソンズ・タイムワーナー会長ら企業関係者も多数出席する同会議では、経済危機克服に向けた案が本格的に話し合われるものとみえる。

オバマ氏は、会議を終えた後、当選後初めての記者会見を開き、政権引き継ぎの計画や経済危機への対策を説明する予定だ。

これに先立ち、オバマ氏は6日、首席補佐官にイリノイ州出身のラム・エマニュエル下院議員を内定した。

オバマ氏は、エマニュエル首席補佐官の抜擢の背景について、「エマニュエル議員は、次期政府の核心テーマである経済問題について深い洞察力を持っている」と話した。

オバマ氏が、このように当選直後から「経済問題」を次期政府の核心テーマに定め、経済立て直しにスピードを出しているのは、全世界の政府の積極的な協力にもかかわらず、大恐慌以来最悪とされる経済危機が、依然として「現在進行形」であるためだ。

実際に、オバマ氏の当選が確定した後5、6日の2日間、ニューヨーク証券市場でダウ・ジョーンズ指数は930ポイント(9.66%)暴落した。

オバマ氏は、実体経済を活性化するための追加景気対策の措置をめぐり、民主党の議会指導者たちと緊密に協議している。

経済危機が続き、次期財務長官候補に関心が集まる中、現地メディアでは、サマーズ元長官とティモシー・ガイトナー・ニューヨーク連邦銀行総裁の名前が挙がっている。

いっぽう、経済危機の解決に、現政府と次期政府の協力が欠かせないと考え、オバマ氏は10日、ホワイトハウスでブッシュ大統領と単独会合を開き、金融危機対策について協議する予定だ。



higgledy@donga.com