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現代峨山社長「金剛山観光再開は時期の問題」

現代峨山社長「金剛山観光再開は時期の問題」

Posted November. 18, 2008 03:10,   

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現代峨山(ヒョンデ・アサン)の趙建植(チョ・ゴンシク)社長は17日、「金剛山(クムガンサン)観光は時期の問題であり、一定期間内に再開されることを確信している」との見解を明らかにした。

趙社長は、金剛山観光10年(18日)を翌日に控えた同日、ソウル市内のある飲食店で行われた記者懇談会で、「北朝鮮側の様々な態度や状況から見て、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長への信頼は変わっておらず、金剛山観光の再開を望んでいる」と述べた。

さらに「大きな枠組みで(当局間の)合意が実現してこそ、金剛山観光問題解決の糸口をつかむことができるだろう」とし、「南北間の対話が実現されれば、金剛山観光の再開はもちろんのこと、開城(ケソン)工業団地事業の進捗も急ピッチで進められるだろう」と加えた。

趙社長は、北朝鮮側が来月1日から陸路通行を厳しく制限すると宣言したことに関連し、「北朝鮮側が今月末まで南側の反応を見極めつつ、(開城観光の中断などについて)決定を下すようだ」と話した。

現代峨山の経営難については、「金剛山観光中断によって売上の損失が800億ウォンに上るが、730億ウォン規模の公共工事を受注したため、打撃は大きくない」とした上で、「役職員の年俸20%削減やボーナスの返却、在宅勤務制実施などでコストを削減している」と述べた。

一方、現代峨山の役職員約250人は18日、金剛山観光10年を迎えて、京畿道河南市倉隅洞(キョンギド・ハナムシ・チャンウドン)にある故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ創業者と鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の墓参りをして、金剛山観光の再開と危機克服への決意を新たにする予定だ。

現代峨山側は、「北朝鮮側で10周年行事を開く案を北朝鮮側に打診したが、北朝鮮側は『色々事情があるから、今回の共同行事は自粛してほしい』との意向を伝えてきた」と明らかにした。



abc@donga.com