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11月の輸出額が18%減、7年ぶりの下落幅

11月の輸出額が18%減、7年ぶりの下落幅

Posted December. 02, 2008 03:38,   

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世界的な景気低迷の影響を受け、11月の輸出額が1年前の対同期比18.3%減少した。しかし、輸入額も14.6%減少し、先月の貿易収支は2億9700万ドルの黒字となり、10月に続いて2ヵ月連続の黒字になった。

知識経済部(知経部)が1日発表した「11月輸出入動向(暫定値)」によると、先月の輸出額は292億6200万ドル、輸入額は289億6500万ドルで、貿易収支は2億9700万ドルの黒字だった。

特に、輸出の場合、昨年9月以降14ヵ月ぶりに減少に転じ、世界的な不況の影響が「輸出戦線」にも本格的に出始めていることを浮き彫りにした。

11月の前年同期比の輸出減少率である18.3%は、01年12月(−20.4%)以降6年11ヵ月ぶりの最大の下落幅となった。

韓国の13大主力輸出品目別では、船舶(35%増)を除いた品目は、全て減少傾向となった。先月1〜20日、基準地域別の輸出も中東(30.6%)を除いた他の輸出市場でも、いずれもマイナスとなった。特に、輸出の割合が最も多い中国への輸出は27.8%も急減した。

今年に入って11月までの貿易収支は、133億4300万ドルの赤字だった。

ただ、10月に入って12億1200万ドルの貿易黒字に続き、11月にも2ヵ月連続で黒字が続き、全体貿易収支と経常収支の改善に向かうと見られる。

知経部のチョン・ジェフン貿易政策官は、「今年の年間貿易収支の赤字は、100億ドルを越えると予想される」と述べた。

このような年間貿易収支の赤字予想額は、通貨危機に見舞われた1997年の84億5000万ドルの赤字を上回るものだ。

一方、知経部は2日、第45回「貿易の日」を迎えて、輸出増大に貢献したノキアTMCのキム・ギスン代表理事やハンファのヤン・テジン代表取締役ら有功者756人(団体を含めて)に産業勲章を授与すると1日、発表した。また、国内企業の中で、初めて三星(サムスン)電子に「500億ドルの塔」が贈られるなど、1403の企業が「輸出の塔」を受賞する。



cha@donga.com abc@donga.com