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「尊厳死、最高裁で判断を」セブランス病院が「飛躍上告」

「尊厳死、最高裁で判断を」セブランス病院が「飛躍上告」

Posted December. 18, 2008 07:26,   

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セブランス病院が、一審の尊厳死認定判決に対し、「飛躍上告」をすることを決めた。

飛躍上告は、一審の判決に対し控訴審である二審を経ず、最高裁判所に上告する制度で、原告側の同意があれば可能だ。

セブランス病院は17日、「事案の重大さのため、外部からも参加する倫理委員会を7回開催し、意見を集めてきた。生命に関する問題は、最大限慎重に扱わなければならず、ともすれば招きかねない生命軽視の風潮を防がなければならない点を考慮し、控訴せずに最高裁判所の判断を仰ぐことを決めた」として、飛躍上告の背景を明らかにした。

これに関連して、原告側弁護人の申鉉昊(シン・ヒョンホ)弁護士は、「飛躍上告の決定は、セブランス病院側で責任を押しつけるもので、控訴審で尊厳死に対する社会的世論と法理的判断を確認後、最高裁判所に行っても遅くないと考える。最終決定は18日に家族と話し合い、セブランス病院側に知らせる予定だ」と明らかにした。

ソウル西部地方裁判所は先月28日、植物状態になった金某さん(76)と家族が、「人工呼吸器を外してほしい」と起こした訴訟で、金さんの健康時の意志によって、人工呼吸器を外すよう病院側に命じる判決を下した。



alwaysj@donga.com