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サッカー代表チーム、漢拏山頂上で必勝の覚悟

サッカー代表チーム、漢拏山頂上で必勝の覚悟

Posted January. 07, 2009 04:20,   

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「山に登り、頂上征服の精神を学ぶ」

新しい決心をする時は、よく山に登る。サッカー代表チームも10年の南アフリカ共和国W杯本選進出の希望をかけ、済州道(チェジュド)の漢拏(ハンラ)山に登る。普通はトレーニングを始める時に登るが、今回は10日に開始し、23日に終了する済州合宿レーニングの最終日に漢拏山に登る。

許丁茂(ホ・ジョンム)代表チーム監督は、「体力をつけるためのトレーニングではなく、頂上を征服したという喜びを味わわせたい」と語った。一つの峠を越えるたびに、体力的にはきつくても、最後まで諦めず、頂上に立った時の喜びを体で感じさせ、アジア地域最終予選の難関を克服させるという考えからだ。山登りを合宿トレーニングの最終日に決めたのは、初心に帰るという姿勢で、2月11日のイランとの遠征第4戦の準備をするためだ。韓国は最終予選で2勝1引き分け(勝ち点7)、イラン(5点)を抜き、Bグループ1位をマークしている。

許監督は大事があるたびに山に登ってきた。1994年、米国W杯を控え、代表チームのコーチとして金浩(キム・ホ)監督を補佐する時、初めて漢拏山に登った。当時、W杯最終予選でイラクが日本と引き分けた「ドーハの奇跡」で本選に進出し、代表チームが落ち着かない時に、漢拏山に登りながら、心身を整えた。許監督が00年シドニー五輪代表チーム監督だった時は、北朝鮮の金鋼(クムガン)山に登りながら、気を引き締めた。

以後、代表チームはフース・ヒディンク、ウンベルト・コエリョ、ヨハネス・ボンフレール、ディック・アドフォカートらの外国人監督時代には、選手団ではなく、コーチングスタッフと鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会長を含めた協会関係者らが、一緒に山に登りながら、必勝を決意した。韓国は02年韓日W杯の時、4強の神話を成し遂げ、06年ドイツW杯の時は、6回連続本選に進出した。金浩監督が率いた04年、アテネ五輪代表チームも済州トレーニングの時、漢拏山に登り、当時代表チームは史上初の8強進出という好成績を出した。

国家代表チームの監督と選手団が一緒に山に登るのは、1994年初め以来15年ぶりのことだ。許監督は、「W杯本選進出までは多くの難関を乗り切らなければならない。漢拏山に登るのが、厳しい時間を耐える上で役立つだろう」と話した。



yjongk@donga.com