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国連安保理、「ガザ地区休戦」決議案採択

国連安保理、「ガザ地区休戦」決議案採択

Posted January. 10, 2009 06:21,   

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国連安全保障理事会は8日、ガザ地区でイスラエル軍の完全撤退と共に、即刻的で持続的な休戦を促す決議案を採択したと、AP通信が報道した。

安保理は同日、採決を通じて決議案を賛成14、反対0票で採択した。米国は「決議案を全面的に支持する」としながらも、エジプトで行われているイスラエルとハマスの休戦交渉の結果を見極めるという理由で採決では棄権した。

決議案は、「食料、燃料、医療などガザ地区に対する人道的な支援が妨害されず、供給と配分が行われることを望む」とし、兵器の持込の禁止、国境開放などの措置を通じて、ガザ地区の休戦が持続されるように努力することを、国連加盟国に注文した。

今回の決議案は、米国、英国、フランス及びアラブ諸国が3日間の議論の末合意したもので、イスラエルとハマスの指導部に少なからぬ影響を与えるものと見られる。

しかし、同日、エジプト・カイロで行われた休戦交渉にハマスが代表団を派遣しなかったため、交渉は見送られている。イスラエル政府指導者も休戦を受け入れるかどうかをめぐって意見が分かれていると、イスラエルの日刊・エルサレムポストが伝えた。

こうした中で、イスラエルは9日、安保理の決議案が採択された後も、ガザ地区に対する空襲を続け、これまで死亡者が778人に達すると、AFP通信が報道した。



will71@donga.com