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KDIが成長率予測を1%以下へ修正

Posted January. 22, 2009 08:39,   

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代表的な国策研究機関である韓国開発研究院(KDI)は、今年の韓国経済成長率の予測値を1%以下へ大幅に下方修正した。また、今年の雇用も減る可能性が大きいという見通しを出した。

KDIは、韓国経済の今年上半期は昨年同期よりマイナス2.6%、下半期は3.8%成長し、年間成長率は0.7%に止まるだろうと、21日発表した。

KDIが出した今回の予測値は、昨年11月に発表した成長率予測(3.3%)より、2.6%下がったもの。また、政府目標値(3.0%前後)と韓国銀行の予測値(2.0%)より低いだけでなく、三星(サムスン)経済研究所やLG経済研究院など、民間研究所が出した予測値と比べても、最低水準である。

昨年11月、KDIは、今年の民間消費は2.2%増えるものと予想したが、今回は0.1%へ下方修正し、設備投資も同様に1.9%からマイナス7.7%へ大幅に下方修正した。

だが、輸出は大幅に減少するものの、原油や原材料価格の下落を受け、輸入額も減少するため、年間経常収支は、136億ドルの黒字と予想した。

就業者数については、「上半期に減少傾向を示した後、下半期から持ち直すことになるだろうが、年間での純増は期待できない」と明らかにした。

政府の雇用創出目標である10万件達成は、難しいという意味だ。失業率も昨年の3.2%から今年は3.7%へと上がる見通し。

KDIは、景気低迷の克服のため、政府は当分、財政支出を増やし、不良企業に対する積極的な構造調整を推進すべきであると指摘した。また、銀行が不良化した場合、投入できるよう国会の事前同意を行い、公的資金を予め確保すべきであると助言した。



cha@donga.com