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テヘラン10万観客が最大の壁 きょうイランとW杯予選第4戦

テヘラン10万観客が最大の壁 きょうイランとW杯予選第4戦

Posted February. 11, 2009 09:41,   

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「経験の豊かな朴智星(パク・ジソン)でも、アザディでは全く違う雰囲気に直面するだろう。熱狂的な10万観衆の圧迫は地獄に感じられるはずだ」。

イラン人初のスペインリーグ進出選手のジャバド・ネクナムは「観衆の数」で宣伝布告をした。11日、サッカーの韓国代表チームが10年の南アフリカ共和国W杯に向けたアジア地域最終予選第4戦に臨むイラン・テヘランのアザディ・スタジアムは、10万人を収容できるアジアで最も大きい競技場の一つだ。

●遠征チームのお墓と呼ばれるアザディ・スタジアム

アザディ・スタジアムはイランの独り舞台だ。イランは04年10月、ドイツとの評価試合で敗北を喫して以来、25勝5分けのホーム不敗神話を誇る。韓国もここで行われたイラン戦では通算1分け2敗に止まった。

代表チームは10日、初めてアザディ・スタジアムで練習を行った。テヘランには施設の良い競技場が数ヵ所あるが、イランサッカー協会で芝生の保護を理由に代表チームの使用を許可しなかった。

アザディ・スタジアムは規模の面から圧倒していた。しかし、1970年代に建てられ、施設が古く、所々補修作業が進められている場所も見かけられた。芝生はビニールに覆われており緑色を帯びていたが、長い方だった。

呉範錫(オ・ボムソク、サマラ)は、「初めてアザディ・スタジアムで練習をした。適応できないほどではない」と自信を示した。

●激戦の地で初練習

同日、代表チームはアザディ・スタジアムで約1時間40分にわたって練習を行った。気温は0度以上だったが、風が吹き、練習を見守っていた関係者らは寒さに震えた。

ボールトラップで軽く体を動かした選手らは、セットピースのトレーニングや1対1の突破、ミニゲームなどを行った。30分ほどが過ぎると、選手らのユニホームからは汗が滲み出始めた。

ミニゲームでは、ある程度主力選手の面々がはっきりしてきた。丁成勲(チョン・ソンフン、釜山アイパーク)、李根鎬(イ・グンホ、大邱FC)がツートップに立ち、ミッドフィールドには朴智星(マンチェスター・ユナイテッド)、金正又(キム・ジョンウ、城南一和)、奇成庸(キ・ソンヨン)、李青龍(イ・チョンヨン、以上ソウルFC)が構えた。

守備には金東進(キム・ドンジン、ゼニト)、姜敏壽(カン・ミンス)、趙容亨(チョ・ヨンヒョン、済州ユナイテッド)、呉範錫が、GKには李雲在(イ・ウンジェ、水原三星)が配置された。

同日の練習にはイランの記者や地元の関係者20人余りが駆けつけ、高い関心を示した。入場券もほとんど売り切れたという。



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