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カン被告、傍聴客の視線避ける 連続殺人事件初公判

カン被告、傍聴客の視線避ける 連続殺人事件初公判

Posted March. 07, 2009 07:44,   

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連続殺人の被疑者、カン・ホスン被告(39)が6日、法廷に出頭した。警察に捕まってから41日、検察が拘束起訴をしてから12日ぶりのことだ。

同日午後2時、水原(スウォン)地裁安山(アンサン)支所401号の法廷で開かれた初公判で、カン被告は薄緑色の囚人服を着て、被告人席に座った。

やや疲れているように見えたが、ひげを剃ったらしく、さっぱりした様子だった。マスコミに報道された写真の中の「親切な魅力男」の姿そのものだった。しかし、赤くなった顔からは初裁判に対する緊張感が垣間見えた。

姓名や住民登録番号、住所などを聞く裁判長の質問に、カン被告は低いが比較的はっきり答えた。続いて、検察が公訴要旨を読み上げる約20分間、彼は首を垂れていた。被告人席の椅子を若干回して座り、辛うじて傍聴客の視線を避けた。

すぐ終わりそうだった裁判は、カン被告側の国選弁護人である金ギイル弁護士が検察の公訴内容に異議を申し立てたことから、激しい攻防が繰り広げられた。

金弁護士は、「検察が犯罪事実と関連のないカン被告の前科の性格、家庭史などを公訴状に適示したのは、刑事訴訟法上の公訴状一本主義を違反したもの」と述べた。

公訴状一本主義は、検察が被疑者を起訴する際、公訴状の他に別の証拠や書類を提出してはならないという原則。

これに対して、検察側は、「カン被告の供述や弁明が一般の常識では到底納得の行かないため、被告人の性格と性向を適示せざるを得なかった」と反論した。



starsky@donga.com