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無名キャディ、「サンキュー、梁容銀」

Posted March. 11, 2009 08:37,   

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「野生馬」こと梁容銀(ヤン・ヨンウン、27=テーラーメード)は9日、米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」で優勝後、キャディのAJモンテチノス(米国)と抱き合い、喜びを分かち合った。

2人は昨年12月、梁容銀がQスクールに挑戦時、初めて出会い、先月、ビュイックインビテーショナル大会から本格的に呼吸を合わせ、4大会ぶりに優勝した。

モンテチノスは無名のキャディだ。地元マスコミによると、スペイン系父親とイタリア系母親の間に生まれた彼は、大学時代、ゴルフ選手として活動したが、成績はパッとしなかった。梁容銀は、彼が英国のお笑い芸人と似ているからという理由で、名前の代わりに「ミスター・ビーン」と呼んできた。

モンテチノスは英語があまりできない梁容銀のため、筆談で残りの距離を教えたり、梁容銀が「What thinking(どう考える?)」といった「韓国語っぽい英語」で聞いても、気を利かせ助けてくれた。

梁容銀の影響でブルゴギ(焼肉)の味にはまったというモンテチノスは、100万8000ドルの優勝賞金の約10%の10万ドル(1億5000万ウォン)をボーナスでもらうことになった。

モンテチノスは、「借金の返済ができ、車も買い替えられる。夢を叶えたければ、誰かの夢が実現するように手助けせよという文章を読んだが、まさに僕の話だ」と笑顔を見せた。



kjs0123@donga.com