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中小企業・小商工事業者に4兆ウォンを支援 補正予算案確定

中小企業・小商工事業者に4兆ウォンを支援 補正予算案確定

Posted March. 25, 2009 08:58,   

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経済危機によって困難に直面している中小企業や小商工事業者らの資金難の解消のため、4兆1000億ウォンの流動性資金が支援される。また、零細自営業者や屋台事業者、露店商などの無店舗・無登録事業者に対する信用保証規模は、4兆7000億ウォンから8兆2000億ウォンへと3兆5000億ウォンが増える。

政府は24日、大統領府で李明博(イ・ミョンバク)大統領が出席した閣議を開き、このような内容を盛り込んだ28兆9000億ウォン規模の補正予算案を確定した。

今回の補正予算案は史上最大規模であり、通貨危機直後の1998年の補正予算(13兆9000億ウォン)の2倍以上に上る。政府は今月末、補正予算案を国会に提出し、早ければ5月から実施する予定である。

今年の補正予算案のうち、本予算より純粋に増える金額は17兆7000億ウォンである。残りの11兆2000億ウォンは、景気低迷を受けて予想より減る税収の補足に使われる。

事業別では、低所得層の生活安定に4兆2000億ウォン、雇用維持や就職機会の拡大に3兆5000億ウォン、中小企業や輸出企業・自営業者への支援に4兆5000億ウォン、地域経済の活性化に3兆ウォン、グリーン成長などの未来への投資に2兆5000億ウォンが投入される。

尹遝鉉(ユン・ズンヒョン)企画財政部長官は、「補正予算事業が滞りなく進むことになれば、経済成長率は1.5%伸びることになり、雇用は55万個ぐらい創出されるだろう」と述べ、「政府の規制緩和や民間投資の拡大が一緒に推進されることになれば、成長率は2%ほど上がる可能性もある」と明らかにした。また、尹長官は、下半期中に第2次補正予算を編成する可能性と関連して、「扉は常に開いている」と語った。景気低迷が続くことになれば、財政支出をさらに増やすこともありうるという意味である。

財政部は今回の補正予算の編成で、韓国の国家債務が昨年末の308兆3000億ウォンから、今年末は366兆9000億ウォンへと、19%増えるものと見込まれると明らかにした。これを受けて、国家負債を総人口で割った国民1人あたりの負債は昨年末の634万3000ウォンから、今年末は752万6000ウォンへと、118万3000ウォンが増加する。国内総生産(GDP)対比国家債務の比重も昨年末の32.5%から、今年末は38.5%へと高まる。

財政赤字規模(管理対象収支を基準)は、昨年の16兆6000億ウォン(マイナス1.7%)から、今年は51兆6000億ウォン(マイナス5.4%)へと悪化され、通貨危機の翌年である1998年(マイナス5.1%)より高い、史上最高水準に達するものと見られる。



cha@donga.com leon@donga.com